【F1中国GP決勝】ダニエル・リカルド、全く反省していないランス・ストロールに激怒「言わないよう我慢してるけど、あいつはクソだ」一方のストロールは…

中国GP決勝レース中にランス・ストロールに追突され、リタイアを余儀なくされたダニエル・リカルドは激怒した。

最初のセーフティカーによるリスタートで2人はターン14ヘアピンで接触。コーナーに向けて減速していたリカルドのマシンのリアにストロールが突っ込んだ。
この接触でリカルドが負ったダメージはリタイアにつながり、ケビン・マグヌッセンと接触したチームメイトの角田裕毅もリタイアに終わった。

ストロールは10秒のタイムペナルティを科されたにもかかわらず、事故の責任は自分にないと主張している。お名前.com

グランプリ終了後、メディアの取材に応じたリカルドは、事件におけるストロールの態度を非難。

「僕は徐々に落ち着き始めたんだけど、ランスがこの件についてどう考えているかを聞かされたんだ。どうやら僕がバカで、僕のせいだったみたいで、血が沸騰したよ。今日は天気もよくてクリアな視界だし、セーフティーカーの後ろにいた。唯一しなければならないことは、前の車に注意することだ。リーダーが何をするか予測できないし、ターン14に進入することも想定できない。レースはコントロールラインに到達するまで始まりません。だから、言いたいことを言わないように頑張っているんだけど、あいつはクソだ。それでも僕はまだ親切だよ」

ストロールはタイムペナルティによって15位でレースを終えた。

リカルドは、もしストロールが事故の責任を回避し続けるようであれば、アストンマーティンのドライバーとさらに話し合うことをほのめかした。

「これ以上は言いません。おそらく一時間以内に彼がそれを見たら、彼は何らかの責任を取るかもしれないからです。でも、もし彼がそうしないのであれば、もうどうしようもないね」

「悔しいよ。レース中に事故が起こるのは当然だが、セーフティカーの後ろでは絶対にあんなことは起こってはならないことだ。何でこんなに血が沸騰しているかって、彼の目線から見て何かしらの理解を得ようと思って、彼のオンボードを見たんだ。ブレーキングを始めるとすぐに、彼のヘルメットが右を向いているのがわかる。彼はターン14のエイペックス(頂点)を見ていて、僕を見ていない。彼は僕の後ろにいる。彼が何をしているのか、どこを見ていたのかはわかりませんが、あの状況でしなければならないのは僕を注意することだけで、彼は明らかにそうではありませんでした。彼がメディアで何を言うか見てみよう。もし彼が私を追いかけてくるようなら、その時はもっと話すよ」ラブライブ!コラボキャンペーン

レース後のストロールのコメント

「誰かが集団の先頭で急ブレーキをかけた。誰だかは分からないがそして全員が停止した。僕の前のクルマは時速60kmからゼロになった。その後ドーンと止まりました。本当に馬鹿げたことです。アクシデントの一つだ」
レース中、ストロールはこのアクシデントで受けた10秒のタイムペナルティを嘆き、エンジニアに “ジョーク “だと言った。

この発言を明確にするよう求められたストロールは、なぜこの処分が不当だと感じたのかについて詳しく語った。

「僕がぶつかっただけで、誰かがブレーキを踏んで蛇腹状態を起こしたからだと思う」とストロールは答えた。「でも、リカルドにぶつかったという結果でペナルティを受けただけで、すべてが正常だったわけではなく、彼の後ろに突っ込んだだけなんだ。本当に奇妙な蛇腹効果だったから、スチュワードはもっと考慮してほしかった」

このアクシデントを予期していなかったと説明し、前方で集団になるような警告がなかったことを認めた上で、こう付け加えた
「私は彼のギアボックスのようなものに乗っていて、再スタートの準備ができていたが、非常に不運だった。それまでは良いレースをしていたのに、残念だ」

ストロールはリカルドがこの事故の責任者とは見ていないとし、「彼のせいだとは思わない。みんなのせいだよ。みんながブレーキを踏んで、僕の前にいたのが彼だった」とコメントした。
このコメントを聞いてリカルドの頭には更に血が上るだろう…

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