電話1本で解雇されたニック・デフリースはその驚きと怒りを隠せていないようだ。彼がレッドブルと結んでいた契約は、将来トップチームのセカンドシートを約束しているものだった。
デ・フリース、レッドブルに反撃
元アルファ・タウリのドライバーとなったデ・フリースは、レッドブルの椅子取りゲームの駒となった元所属チームについて、何もポジティブなことは言っていない。解雇後、イタリアメディアのインタビューに応じ姉妹チームからの突然の離脱についてコメントし、この決定を下した人たちについて非難した。
「本当に、完全に驚かされたよ。予想もしていなかったからね」
彼はさらに、契約に関する爆発的な詳細を明かした
「僕は複数年契約を結び、2025年にレッドブルのセカンドシートを約束されたんだ!」
ダニエル・リカルドが選ばれた理由は、シルバーストンのテストでのラップが驚異的だったからと言われているが、一部の噂によると、リカルドのラップタイムが良くても悪くても、ニック・デフリースを解雇することは決まっていた。契約を望んでいなかったクリスチャン・ホーナーはデフリースの続投を望んでおらず、「この契約は間違いだった」と証明したかったため、新人に与えられた数としては少なすぎるわずか10戦での解雇となった。全ては残酷人事のレッドブルの思い通りだった。
また、フランツ・トストは「新人だと進歩しない」ということを公言しており、経験値のあるドライバーを求めていたことも、リアム・ローソンではなく、ダニエル・リカルドが適任として選ばれた理由とされている。
デフリースがトスト氏の「新人にはその実力を測るのに3年は必要」という言葉を必要以上に信じていたとすると、約束されているペレスの後釜まで、じっくり取り組むつもりだったかもしれないが、その美味しい話は幻であった。
(参考TheJUDGE)
【更新】尚、この報道が世界で報じられた後、デフリースの代理人が以下の声明を出したと報じられている。
「レッドブルのシートの約束と、ハミルトンの8度目のチャンピオンを奪った」とニックが発言したという「デマ報道」が広がった
というものだ。いずれの報道もあるメディアが報じて、その引用に引用を重ねて多くのメディアで報じられている。ことの発端はイタリアメディアから出回ったとされているが、デフリース側も法的処置を検討していることを、上記の記事を発表しているTheJUDGE(この記事の引用元)が掲載している。
自体の収束を計るためか、デフリースは「どのメディアとも話していない」と一言、公式インスタグラムで公開した。
ここからは個人的な見解で、レッドブル側が「活躍と期待を込めて」アルファタウリで活躍できたら、そんな道もあるよ!とか、「君には2025年にレッドブルに乗って欲しいから期待しているよ」と、いわゆる社交辞令的な世間話で出たのではないかと思っている。でもそれは、全てのドライバーに言えることで、「上を目指して頑張ってね。頑張ったら昇格できるよ」というごく普通のトークなのではないかと。それを話を盛りすぎて、いつしかどこかで誰かが勝手に「契約」という単語にすり替わってしまったのではないだろうか…と思っている。
、
お名前.com ラブライブ!コラボキャンペーン
コメント