ルイス・ハミルトンとメルセデス。F1の歴史の中でも成功した組み合わせの1つであり、ハミルトンほどの人材の穴を埋められるドライバーは簡単には見つからない。
ランド・ノリス、シャルル・ルクレールに交渉ができるなら、トト・ウォルフは間違いなく最有力候補にしていただろう。しかし、両者はハミルトンの電撃移籍の数日前に、契約更新を発表したばかりである。
「メルセデスには、新人ではなく成熟したドライバーにこそふさわしい」「ロズベルグ、ハミルトン事件より、チーム内の空気が何よりも大切だと学んだ」トト・ウォルフの過去の発言を参考にすると、ハミルトンのシートを得られそうな人材は限られてくる。 お名前.com
メルセデスのアカデミーに関して言えば、アンドレア・キミ・アントネッリは将来有望な選手として高く評価されているが、彼は今年F2へステップアップしたばかりで、すぐにF1に向けて準備が整う可能性は低い。また、リザーブドライバーのミック・シューマッハーもハースでの2年を見る限り、メルセデスのレギュラーシートにふさわしいとは言えない。そうなると、現役F1ドライバーの実力者で、ジョージ・ラッセルと良好な関係の人物となるだろう。
各メディアが予想している候補はおおむね同じドライバーの名前が挙げられている。
可能性が高い5名
カルロス・サインツ
フェラーリに加入した最初のシーズンには総合ランキングでシャルル・ルクレールを破り、2023年シーズンはレッドブル以外で優勝した唯一のドライバー。もともとレッドブルジュニアだったサインツはフェラーリアカデミー出身のルクレールと同様の未来を与えられることはなかったが、実力的にはルクレール同様なので、ハミルトンと入れ替わる可能性があってもおかしくない。彼は最終的に2026年のアウディの候補となるという噂が消えておらず、ステークに移籍する可能性が高いが、もしメルセデスからオファーがあれば、断る理由はない。
フェルナンド・アロンソ
ジョージ・ラッセルと仲が良く、ハミルトンの穴を間違いなく埋めてくれる元F1王者。但し年齢的に引退は遠い未来ではない為、メルセデスは彼にシートを任せている間にアントネッリの成長を待つというプランが見えてきそうだ。
アレクサンダー・アルボン
マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブルでの困難な時期を過ごし、2シーズンにわたってウィリアムズで活躍したアルボン。さらなる経験を積み、ラッセルとも良好な関係、間もなく28歳と適齢期である。メルセデスのすべての条件はクリアできるだろう。
エステバン・オコン
元々はメルセデスジュニア。アルピーヌとの長いつながりにもかかわらず、依然としてメルセデスがオコンのキャリアを管理していることを考えると、ようやくオコンにメルセデスのシートが巡ってきたと考えてもおかしくはない。
ダニエル・リカルド
ラッセルだけではなく、トト・ウォルフとも仲の良いリカルドは、かつてメルセデス移籍への候補にもなり、シートを失った2023年のリザーブ候補にもなっていた。移籍が最高に下手なリカルドは、適切なタイミングで適切な場所におらず、多くのチャンスを失っている。レッドブルへの昇進は、セルジオ・ペレスの結果次第の為、ペレスが良いパフォーマンスを見せればメルセデスへの移籍を目論むだろうし、メルセデスも候補の一人としているだろう。
更新→しかし、この件についてヘルムート・マルコがコメントをし、F1insiderによると「ダニエルはレッドブルと長期契約を結んでいるので、メルセデスへの移籍は不可能」と話し、リカルドの移籍は実現しないことが明らかになった。尚ニコ・ロズベルグの電撃引退の時も全く同じ状況であった。
可能性は高くはないが名前が出てくる2人
セバスチャン・ベッテル
セブをリタイアから救い出すシートがあるとすれば、それはワークス・メルセデスのような競争力のあるシートだ。メルセデスがハミルトンのようなチャンピオン経験者で穴埋めしたく、アロンソの獲得ができなかった場合はベッテルはもう一つの理想的な選択肢となるだろう。また、メルセデスにドイツ人ドライバーという組み合わせも抜群である。これが実現したら、セブはまたしても自身のヒーロー、ミハエル・シューマッハーと同じ歴史をたどることになり、彼にとっても悪くはないだろう。
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