7名のドライバーは2023年をもって契約が切れる。彼らのその後がどうなるのか、ドライバーズマーケットが気になるところだが、早くも予想されている情報をピックアップしてみた。
但しジョージ・ラッセルはメルセデスと “長期契約”、アレックス・アルボンはウィリアムズと “2023年以降 “というように、チームから正式に契約状況を確認されていないドライバーが7名に加えて2名いる。また、特に2023年のドライバーマーケットを振り返ると、ドライバーが期待通りのパフォーマンスを発揮できなかったり、別の場所に移籍することを望んだりすると、必ずしも契約が履行されるとは限らないことを念頭に入れておこう。
■ルイス・ハミルトンLewis Hamilton(メルセデス)
メルセデスやハミルトン本人から聞こえてくる声を信じるなら、ハミルトンの契約更新の発表はすぐに聞こえてくるだろう。7度のワールドチャンピオンに輝いたハミルトンは、F1史上初の無冠に終わった昨年のシーズンを経て、再びF1の頂点に立ちたいと明言しており、本人とメルセデスのボスであるトト・ウォルフは、2023年のF1シーズン終了後に向けて、冬の間に新契約について話し合わなければならないと述べている。
Giving it everything tomorrow, eu te amo, Brasil pic.twitter.com/JR0AVtyOIy
— Lewis Hamilton (@LewisHamilton) November 12, 2022
しかしメルセデスの不調からフェラーリへの移籍がささやかれたり、トト自身が「僕がルイスなら他のチームを探す」といった発言をしており、シーズン開幕前にはされると思った契約更新が、いまだ発表されていない。→8月31日、ようやく更新を発表した。契約は2025年末までで、2年間はメルセデスで勝利を目指す◎年棒はさらにUPして、約5000万ポンド(92億円以上)と推測されている。
■ローガン・サージェントLogan Sargeant(ウィリアムズ)
アメリカの新人F1ドライバーは、来シーズンウィリアムズで印象づけるチャンスを与えられるだろう。F2からステップアップし、キャリアでもカーナンバー2を選択した。チームのセカンドシートとしてニコラス・ラティフィに変わって選ばれた彼が、F1シートを更にもう1年を獲得するには、アレックス・アルボンとともに良い成績を収める必要がある。資金難でラティフィを3年間維持したウィリアムズであるが、財政難から抜け出し、代表も変わるとなると、1年で結果を出せなかった場合「あと1年様子見よう」というチャンスがもらえるかどうか不明。→最終戦アブダビGP終了後、1年契約を発表。最後の最後で何とかシートを確保できた◎
お名前.comA US driver back in F1 🇺🇸💪
Welcome, @LoganSargeant 🤝#F1 @WilliamsRacing pic.twitter.com/AvDhLo8Hvu
— Formula 1 (@F1) November 22, 2022
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