アルピーヌはフェルナンド・アロンソがアストンマーチンに移籍することを受け、リザーブドライバーのオスカー・ピアストリをレギュラードライバーへと昇格させた。契約期間は2024年末までとなる。

アルピーヌ代表はアロンソの残留を第一希望としていたが、もしアロンソが残留しなかった場合はピアストリを昇格させると話していた。アルピーヌがシートを買い取ってでもピアストリに2023年のシートを用意したいと話していたことや、アルピーヌのエルプランが好調に進んでいる兆候も見えた為、アロンソは残留するだろうと思われており、実際ピアストリがウイリアムズでシートあわせをしていたことや、ニコラス・ラティフィの不振も要因となり、ピアストリのデビューはウイリアムズで、既に契約済みであるという報道が流れた。

アルピーヌ代表「オスカー・ピアストリがチームのシートを射止めるかどうかはアロンソの決断次第」

フェルナンド・アロンソとアルピーヌは2022年シーズンに大きな期待を寄せているが、彼らがそれ以降も契約を延長し、パートナーシップを継続するかどうかは不明である。アルピーヌの常務取締役であるマルチン・ブコウシキーは、アロンソと契約延長につい...

しかしアストンマーチンのセバスチャン・ベッテルが引退を決め、そのシートにアロンソがおさまることとなり、玉突きが起きた。　　お名前.com

アルピーヌのフェルナンド・アロンソ、2023 年にアストンマーティンF1への移籍が発表される

セバスチャン・ベッテルがアストンマーチンから引退することを決意し、その空いたシートにはアルピーヌのフェルナンド・アロンソが加わることとなった。契約期間は複数年と言われている。フェルナンド・アロンソのコメント「このアストンマーティンのチー...

元F1ドライバーのマーティン・ブランドルによると、アロンソがアルピーヌを離れた理由として、複数年契約を結びたいと思っていたアロンソに対して、1年契約しか提示できなかったことと、エスティバン・オコンの台頭が言われている。ハンガリーGPのメディアインタビューで、オコンとのバトルのことを「大人の対応」で語っているものの、実際にはスタートしてすぐのバトルで「僕の人生の中でオコンのようなディフェンスを見たことはない！」と不満をもらしていた。サウジアラビアでもレース中にバトルがあり、ハンガリーではリカルドに抜かれてしまうというチームメイトバトルがあった。チーム内で自分が有利に立てない環境をアロンソは好まないでしょう。

【ハンガリーGP決勝後コメント】アルピーヌ/フラストレーションがたまるレースをしたフェルナンド・アロンソ「オコンとの接戦について」口を開く

フェルナンドアロンソは、ハンガリーグランプリでのレース中盤の爆発にもかかわらずドライバー同士の激しいレースの後、チームメイトのエステバンオコンのドライビングに問題はないと主張している。アロンソはスタートでオコンを抜くことができず、フ...

尚、これで命拾いしたのはラティフィかもしれない。どのチームかは発表されてなかったものの、ピアストリは2023年にF1デビューすることが決まっていると、アルピーヌ代表が明らかにしていたからだ。ウイリアムズのシートを狙うライバルは他にもたくさんいるものの、最大の有力候補とされていた人物がアルピーヌで契約したのなら、まずはホッとしたところでしょう。