※こちらの動画には2発目の銃撃の瞬間の安倍元首相の様子が映っておりますので、映像を見たくない方は２本とも再生しないでください。（読み込みに時間がかかる場合があります）

報道で演説の様子は何度も流れるも、開始して２分程度で襲撃にあってしまった為、最期の演説で何を語ったのかを聞けていない。現地にいた聴衆には録画した人がたくさんいており、その様子はSNS上にたくさん上がっている。また、テレビでは映し出されていない2発目の瞬間も映っている。現在議論は警備（奈良県警/SP）が十分であったのかというところに焦点が当てられていることから、警備の動きも確認してみる。お名前.com

佐藤啓氏の応援演説の冒頭約2分↓後方には山上徹也容疑者も確認でき、途中でいなくなっているのもわかる。警備にあたっているのは黒いスーツ姿の防弾バッグを持っている人達。

これが安倍氏最後の演説です。
SPの不手際が際立って分かりますね･･･。
一発目で動けよ！何をしてたんだ！その後約２～３秒もあるじゃないか！

安倍晋三元総理、最後の演説 https://t.co/LQlK4jeO4g @YouTubeより pic.twitter.com/iqyQ8gnf7U

— 358ちゃん💯❤️ (@max358japan2) July 8, 2022

この動画から確認できるのは、ガードレールを挟んだ道路の左右も通行規制はしておらず、この場所は交通量も多いこと、また直進車と左折車、横断歩道と歩行者と様々な交通要因があり、一般の警備員と、遠くに見える警察と思われる人も車と歩行者の安全を気にかけている。急遽決まった演説のため、人が手薄と言われていることから、交通要因以外に安倍元首相を守るためだけの警備に人がどれだけ割かれたか。注意を払わないといけないことが多すぎる。

応援演説の背景と現地の状況、犯人の行動はこちら↓

【航空写真で解説】安倍晋三元首相の銃撃事件現場近くにいたので現地から情報をまとめた

安倍晋三元総理の銃撃事件が起きた場所奈良県奈良市近鉄大和西大寺駅前の特徴や、地元の人だから知っている現地の雰囲気や交通事情、自民党が勝てない奈良1区の選挙事情などを解説。事件直後の現地からの様子もレポート。犯人の自宅場所も明らかになる。

また、次の動画は撃たれる瞬間のものである↓１発目でみな驚き、２発目に一人のSPが防弾バッグを広げ盾を作り安倍元総理をかばいに行っているのがわかる。しかし間に合わなかった。また他のSPと思われる人も、かばいに行くというよりかは、自分の身を守るような体制になっており、人間の自然な反応と思われる。要人を守るために自分が覆いかぶさるという行為は、いくら訓練しているとはいえ映画での話。咄嗟の判断すらできる間もなく、条件反射で自分の命を守ったようにも見える。そして万が一に備えているはずの警護も、結局は平和な日本で本当にこのようなことが起きるだなんて、思いもしないのが実態です。※１つ目のスロモの方ではなく、２つ目の標準の動画のほうがわかりやすい

安倍元首相が撃たれた瞬間のより近い映像。SPの防弾パネルがあと少し間に合わなかったか…。

Video when Former PM Shinzo Abe got shot.#安倍晋三 #ShinzoAbe #japan pic.twitter.com/HYbqMwW6GT

— Mia (@aaa88421046) July 8, 2022

１発目と２発目は一瞬のようでもあり、長いようでもある。しかし警備後ろで音が響いてから、驚いている間（方向を振り返っている間）に２発目が撃たれてしまった。２発目の後、佐藤啓氏はグレーの服の人に守られるような形で逃げている。現場となったガードレール周辺の人々を見ると、警備はほぼ聴衆の方向を向いており、SPがキョロキョロしたところで常に３６０度を目線を向けられている様子はない。山上徹也容疑者が発砲した傍に警備がどれだけいたかになるが、車道の為、交通状態を気にしていた可能性もある。　ラブライブ！コラボキャンペーン

動画を見られた方なら理解できると思いますが、車から簡単に狙われる。しかしこの場所は通行止めなどしたら日常に支障がきたす場所。交通量のわりに道に余裕がなく、Uターンも迂回する場所もない。もし通行止めなどしたら、地元民が激怒して票を失う可能性も。今回、安倍晋三氏の訪問の告知は大々的にはされておらず、自民党の支持者でこまめに情報をチェックしている人以外は、たまたま近くの商業施設に行く人が知って、足を止めていた。急遽決まったのでなければ、事前に告知して大和西大寺駅周辺を通行止めにすることも周知できたのかもしれないが、日常を保った中で起きた銃撃時間であった。