「引退」の二文字がチラつき出すようになったダニエル・リカルドのロングインタビューPart1「マクラーレンでキャリアを終わらせたい」

現在32歳のダニエル・リカルドは 、フェラーリに移籍したカルロス・サインツに代わって、2021年シーズンよりマクラーレンに加入した。非常に厳しく、でも久々の勝利も手に入れたシーズンを振り返るロングインタビューをまとめてみた。

そんなリカルドは、F1から引退するまでマクラーレンに留まるという考えがあることをAuto motor und sportに語った。

※以下 太字記者の質問/細字リカルドの回答

2021年シーズンは山あり谷ありでシーズンの最初はマクラーレンへの切り替えが困難でしたね。10点満点で自分にどのような点数をつけますか?

大前提として、多くの労力を費やしているので悪い成績をつけるのは嫌だと伝えておく。シーズン前半は4、後半は7とすると平均5.5かな。

何が欠けていたのですか?

本音を言うと、クルマが何もさせてくれない。僕の運転スタイルと自然に調和していなくて、コーナーを攻める時はいくつかの問題が起こる。少し違った乗り方をする必要があって、それは僕の自然なやり方ではない。成功することもあったけど、実装するのは難しいこともあった。

2022年の方がいいと思いますか?あなたは新車の開発プロセスの早い段階で介入し、エンジニアにあなたが望むものを伝えることができます。

そうだと思う。2021年はシーズンを通して少しずつ良くなったと思う。運転しやすくなった。2021年の良いところは、自分の強みが何なのか本当にわからなかったということだと思う。僕は速い・・・けど、なぜ速いのか?どこが速いの?ある意味で、僕の弱点は、僕の強みがどこにあるかを教えてくれた。とても面白かったよ。悪い時期、悪い年に、何か良いものを発見することは実際には期待できないからね。

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ドライビングに問題はあったけど、あなたはこのチームに本当に満足していると言っても過言ではない?

はい、そうです。シーズン前半はこの環境がとても好きで、チームとの関係も良好だったので、だからこそイライラしたんだと思う。走行タイム以外はかなり良かったんだけど、僕はチームの期待に応えられなかったから。大変だった。でも、モンツァのような瞬間、オースティンも…とっても良い週末だった。本当にチームと仲良くしているので、週末はとてもクールさ。僕は彼らのレースのやり方が好きだ。今までのサポートに満足している。

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それについて詳しく教えていただけますか?

ヘルムート・マルコは、僕がジュニアのときに愛情のこもった厳しさを与えてくれた。成長が速くなったので、本当に良かったと思う。マクラーレンでは、特にシーズン前半に多くのサポートがあった。彼らは僕が落ち込んでいるときに追い討ちをかけるようなことはせず、立ち上がれるようにしてくれた。過保護にするというわけではない。しかし、プレッシャーを与えることなく対処してくれるやり方は本当に素晴らしかったと思うし、感謝している。チームに愛情を感じるよ、家族のようなね。

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