「引退」の二文字がチラつき出すようになったダニエル・リカルドのロングインタビューPart1「マクラーレンでキャリアを終わらせたい」

残りのキャリアで自分の家を見つけたような気がしますか?それとも、どこのチームだとしても最高のクルマに座りたいですか?

いつだって最高のクルマに乗りたいよ。誤解しないで。それはF1の挑戦の一部であり、ドライバーとしての挑戦だと思います。速くなるだけでなく、最高のクルマに乗ることも目指している。でも、僕がいるところはまだ射程圏内ではないね。もちろん、この3、4年で少しは得てきた。でもマクラーレンの環境がとても好きで、とても楽しんでいるので、このプロジェクトを心から機能させたいと思っている。ここにいたい。環境にも適応している。僕はマクラーレンブランドが好きで、ロードカーが好きだ。私はこの会社の一員、マクラーレンファミリーの一員であることが本当に好きだと言える。僕が自分の将来を他のチームで考えていない理由は、おそらくキャリアの中で最も困難な年に実際に勝てたからだと思う。僕の考えは、もしこのような年に勝つとしたら、今後の行く道について何て言うのだろうか?僕は間違いなく興奮してる。おそらくキャリアが終わるまで、ここにいたいと思っている。

マクラーレンはモータースポーツにおいて非常に幅広い基盤を持っています。いつかインディやルマンに出場できるかもしれない。それもあなたにとって魅力的ですか?

正直なところ、まだそれについて考えていない。でもこの見方は正しいよ。実際に僕のF1キャリアの後にいくつかの扉を開く可能性があり、別の利点になる可能性がある。ブランドアンバサダーとしても、ロードカーのテストドライバーとしても。しかし現時点ではF1で手一杯かな。

コロナの発生後、あなたは長い間、母国であるオーストラリアに戻ることができませんでした。どれくらい大変でしたか?

コロナは1年をさらに難しくした。マクラーレンという家族がいても、僕の本当の家族ではないし。気持ちを切り替えようとしたら、家族といることがとても良いんだ。だから愛する人が側にいない環境は大変。この仕事は愛する人から遠ざけてしまう。世界が再び開かれることになれば、可能な限り活用して、家族や友人をできるだけ多くのレースに連れて行くよ。

Part2では2022年に向けてと、他のドライバーのことについてのインタビューを掲載。

ダニエル・リカルドのロングインタビューPart2:新車を走らせ2022年に思うこと、ノリス、フェルスタッペンについても語る



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