シーズン前から引退を決めていたライコネンと、契約更新に前向きだったアルファロメオ、チーム代表がライコネン引退について語る

ライコネンのインスタグラムのプロフィールには「Retired」引退したと変更されているが、

アルファロメオのチーム代表フレデリック・ヴァスールは、キミ・ライコネンとの2022年の新しい契約を受け入れていたであろうと明かした。

2007年のワールドチャンピオン、キミ・ライコネンは、2001年にデビューして以来F1史上最も多い出走記録を更新し、アブダビで349回目を迎え、引退した。

ライコネンは「普通の生活をすることを楽しみにしている」と長い間言っていた。

詳細はキミ・ライコネン「最終戦のリタイアには問題ない」引退後の生活について語る

チーム代表のヴァスールは「チームは42歳のキミがもう1年間続けるという考えを持っていたが、彼がどれだけ長くF1を続けていて、来年の23という記録的なレース数がカレンダーに追加されるプレッシャーを考えると、彼がここを去りたいと思うのは、とても人間らしいことだ」と述べた。

「もちろん、私たちはモチベーションがどこにあるのかについて話し合ったし、それは・・・1年でそんなにする必要はないということなんだ」とGPFansに語った 。

「1年で16レース、17レースが開催されていた頃とは違う。来年は23レースになる。12週間で10レースを終わらせるような、そんな時もあるんだ。世界中を旅して、誰かを完全に参加させる必要があるんだ」

「ある段階で人生のページをめくってみたら、家族と一緒にいたいとか、そのような反応するのは、極めて人間的なことだと思う」

ライコネンは、F1の公式チャンネルでシーズン前の予測の結果を明らかにし、2021年シーズンが始まる前に、今年が最後のシーズンになると書いていた。彼の引退への決心はかなり前からあったのだ。

この動画の解説。まず、アブダビ(現在)での映像でレポーターが封を出し「これ覚えてる?」とライコネンに聞く。ライコネンは「NO」と答える。
映像は2021年3月のバーレーン(過去)に戻り、ライコネンにアンケートを書かせた後、封をさせるという映像になる。
映像はアブダビ(現在)に戻り、「何も書いてないんじゃないかな?」と言いながら封を開けるライコネン。少し驚きながら「これ、僕が書いた?君開けた?」と聞くが「まさか!今まで封されていた」と伝える。
そこに書かれたいたアンケートで、「1番お気に入りのレースは○○だろう」という項目にライコネンは「アブダビGP、なぜなら僕のF1での最後のレースだから」と記載しており、最後にGOOD BYE!と書いてあったのだ。
バーレーンでの開幕戦の時から引退を決めていたのだろうが、本人はすっかり忘れていて今改めて知ったというエピソードの動画だった。

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