角田裕毅はバーレーンGPのクールダウンラップでRBのチームメイトであるダニエル・リカルドと接触しそうになる映像が流れたことを受け、自身の考えを語った。

RBドライバーたちはF1 2024開幕戦の終盤にチームオーダーの嵐の渦中に巻き込まれ、角田は12番手を走るハースのケビン・マグヌッセンを追いかける中、リカルドとポジションを入れ替えるよう指示された。
角田はチーム無線でこの要求に不快感を表明し、結局リカルドは追い抜きができず、彼の後方14番手でチェッカーを受けた。

レース後、角田の車載カメラに映し出された映像には、クールダウンラップのターン8ヘアピンへの下り坂でリカルドを激しく加速して抜き去り、コーナー進入でロックする様子が映っていた。リカルドがチームメイトをオーバーテイクした後、角田は立ち上がりでリカルドをわずか数センチ離れた場所で追い抜く際に、激しく回転を上げ、パワースライドする様子が目撃されている。

レース後、角田は、このアクシデントを否定し、マシンが接触するほど接近していなかったと主張した。

Daniel was left unimpressed after the chequered flag 😨#F1 #Formula1 #BahrainGP pic.twitter.com/buuONwnK8M

— Formula 1 (@F1) March 2, 2024

「正直なところ、ダニエルとはそれほど接近していなかった」と彼は語った。　ラブライブ！コラボキャンペーン

チームオーダーについて聞かれた角田は、RBチームから回答を求めると明言し、次のようにコメントした。

「正直なところ、わからない。彼はポイント圏外にいたし、僕はマグヌッセンをオーバーテイクするところだった。メインストレートでサイド・バイ・サイドになっていたのに、最後の数周でドライバー交代（のメッセージ）を受けた。正直なところ、チームの考えがわからないので、理解する必要があるけど、今のところ理解できていない」

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リカルドがスワップ要請を受けた時点で1秒以内のDRS圏内にいたことを告げると、角田はこう反応した。「僕も1秒以内にいたよ。マグヌッセンをオーバーテイクするところだった。そして、彼もマグヌッセンをオーバーテイクできなかったんだ。正直に言うと、チームの考えが何だったのか見直す必要がある。理解できないよ」

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リカルドがチェッカーフラッグを受けるまで前の位置を維持し、チームメイトを1つ上回る13位を確保したことは、チームで合意された手順に従わなかったと、角田はほのめかした。「順位を戻してくれると思っていた？」と聞かれると、「正直に言うと、そうだね。ポイント圏外だったし、僕らが話したルールのようなものだからね。今後のために、絶対に見直さなければならない」