トップチームへの移籍を希望するピエール・ガスリー「明白な選択肢になりたい」

ピエール・ガスリーは、自身の印象的な2021年の業績について、今よりビックチームのシートが空席になった場合、「明白な選択肢」として自分に有利に働くはずだと考えている。

ガスリーは2019年のレッドブルでの昇進以来、アルファタウリで彼のキャリアを称賛に値する形で再構築したように見える。

兄弟チームのアルファタウリに戻ったガスリーは、2020年イタリアGPでF1での初優勝、2021年はバクーでも表彰台に立った。

しかし、25歳の彼が本当に注目を集めたのは予選だった。一発の速さで定期的に6番手以内のグリットを獲得したが、日曜日のレースでチームがしばしばその6番手以内スタートをバックアップするのに苦労していた。

フェルナンド・アロンソとエステバン・オコンで組んだアルピーヌが、コンストラクターズではアルファタウリよりも多くのポイントを獲得したにも関わらず、ガスリーはドライバーズチャンピオンシップで9位でフィニッシュした。

また、ガスリーはマクラーレンのダニエル・リカルドにわずか5ポイント差までせまった。彼は、チームが2023年シーズンのドライバー交代を検討する場合、2021年の活躍を検討の材料にすることを望んでいる。

はっきりしている交代劇としては、セルジオ・ペレスの代わりに再びレッドブルに戻ることだ。現在は以前より成長した熟練したドライバーとなっている。しかし、彼は他のオファーにも明確にオープンにしている。

「レッドブルへの昇格が鍵なのは間違いない」とガスリーはGPFansに語り、次の方向性について話した。

「今後2年間で、レッドブルの見解を確認する必要がある。彼らと一緒に過ごしたのは8年になる。長い時間だ」

「明らかに、現時点ではレッドブルが非常に競争力のあるクルマを持ってる。彼らがマックス・フェルスタッペンと何をしているのか、そして彼らがどのように前進するのかを見極める必要があるが、自分のキャリアについても考える必要がある」

「僕はまだ25歳と、とても若いけど、今後の目標は、トップチームの人たちの誰と交代できるかを考えて、空くシートに最初に着くことだ。現在、ドライバーズチャンピオンシップで9位だからね。僕の前にいる8人全員が、4つの最高のチームのために走っているドライバーだ。だからこそ、シートが空くのであれば、僕が当然の選択肢であることを示すことが重要だ。それが僕がやろうとしていることだ」

ガスリーは、将来がどうなる可能性があるかについて、次のように付け加えた。

「各チームが何を計画しているのかわからないから、おそらく2023年に選択肢があるかもしれない。僕はその時ために自分自身を最高の状態にしておくよう努力するけど、これについて僕とレッドブルは来年議論することになっているんだ」



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