F1オーストラリアGPの決勝ではトラックリミットによるペナルティだらけであったが、レース中に合計83のラップタイムが削除され、FIAはレース終了後、結論を出す前に1,200件ものトラックリミット違反の可能性を調査した。レース後に改めて報告され、表彰台を獲得した3名に順位変動はないものの、トップ10を含めた順位には大幅な変更が起きている。

FIAの調査結果の中で、将来のイベントに向けてこの問題に対処するために、抑止力として、レッドブルリンクのターン9と10にグラベルトラップを設置するよう求めた。違反の大部分が発生した場所である。

追加でペナルティを課されたのは以下の8名：

カルロス・サインツ：10秒のタイムペナルティ
ルイス・ハミルトン：10秒のタイムペナルティ
ピエール・ガスリー：10秒タイムペナルティ
アレックス・アルボン：10秒タイムペナルティ
エステバン・オコン：5秒タイムペナルティ
エステバン・オコン：10秒タイムペナルティ
エステバン・オコン：5秒タイムペナルティ
エステバン・オコン：10秒タイムペナルティ（オコンは合計30秒タイムペナルティ）
ローガン・サージャント：10秒タイムペナルティ
ニック・デ・フリース：10秒タイムペナルティ
ニュク・デ・フリース：5秒タイムペナルティ（デ・フリースは合計15秒タイムペナルティ）
角田裕毅：5秒タイムペナルティ

【オーストリアGP決勝】アルファタウリ/ダメージでドライブ困難に、コース上に車を留められなかったと角田裕毅、デフリースは角田の上でフィニッシュ

■角田裕毅　予選1６位→決勝18位→レース後ペナルティで19位にスタートでは、少しでもポジションを上げようとアグレッシブに攻めたけどうまくいかなかった。でも残念なことに、第1コーナー進入でマシンにダメージを負い、第4コーナーでコースアウト...

オーストリアGPの最終順位は以下の通り：

1.マックス・フェルスタッペン
2.シャルル・ルクレール
3.セルジオ・ペレス
4.ランド・ノリス（5番手から繰り上がり）
5.フェルナンド・アロンソ（6番手から繰り上がり）
6.カルロス・サインツ（4位から降格）
7.ジョージ・ラッセル（8番手から繰り上がり）
8.ルイス・ハミルトン（7位から降格）
9.ランス・ストロール（10番手から繰り上がり）
10.ピエール・ガスリー（9番手から降格）
11.アレックス・アルボン（ペナルティ、順位変動なし）
12.周冠宇（14番手から繰り上がり）
13.ローガン・サージャント（ペナルティ、順位変動なし）
14.エステバン・オコン（12番手から降格）
15.バルテリ・ボッタス（16番手から繰り上がり）
16.オスカー・ピアストリ（17番手から繰り上がり）
17.ニック・デ・フリース（15番手から降格）
18.ケビン・マグヌッセン（19番手から繰り上がり）
19.角田裕毅（P18から降格）
リタイア.ニコ・ヒュルケンベルグ