3位を獲得したフェルナンド・アロンソは表彰台のセレモニーの後、10秒ペナルティを科されて4位に降格。ペナルティ消化の5秒中にリアジャッキが車体に接触してしまったことが原因。しかし3時間後にはその判定が覆され最終的に3位を取り戻している。
フェルナンド・アロンソはFIAがレース後のF1サウジアラビアGPのペナルティを裁定するのに要した時間について「お粗末なショー」と批判している。今回のペナルティはバーレーンGPのエステバン・オコンと同様のものであった。ピットで5秒ペナルティ消化中、消化前にジャッキが車体を触ったため、10秒加算のペナルティが科された。オコンの場合はレース中に決定が下されたが、アロンソには表彰台に上った後に科された。アロンソはこの決定に時間がかかったことに満足していない。
4位が確定した後、彼は『Sky Sports F1』の取材に応じ、「これで僕は3ポイント減った」と話した。
「しかし、ピットストップの35周後にペナルティを適用できないのは、今日のFIAのショーとしてはお粗末だと思う。彼らがペナルティを報告するには十分な時間があったはずだろ。もし僕が(追加ペナルティを受けたことを)知っていたら、後ろのクルマと11秒の差を開いたかもしれないからね。今日のレースを見ているファンにとっても良いショーを提供できていないよ」
しかしアロンソは、AMR23のポジショニングを誤ったことの全責任を認めている。「僕のミスだから、もっと気をつけないといけないね」と説明した。
「今年の2レース、2台のマシンが、(元チームメイトの)エステバンと僕で、同じような問題を抱えているのはちょっと奇妙なことだね。今年のマシン、あるいはハロか何かが、マシンのポジショニングの仕方によっては視界に影響があるのかもしれない」
「とにかく、あれは僕のミスだった。でも、5秒のペナルティがあると言われたので、もう少しプッシュして(4位のラッセルとの差を)広げて、ペナルティを払ったんだ。最初のペナルティを消化した後の第2スティントでは、何の調査も、何の情報も、何もなかったよ」
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