メルセデスのF1ドライバーである、イギリス人のジョージ・ラッセルは、国籍を理由にF1でチャンスを掴むことに疑問を感じている。
ドライバーが母国で大きなサポートを受けることで、F1に利益をもたらしているのは、昔からの事実である。マックス・フェルスタッペンがその代表的な例であり、オランダのファンであるオレンジアーミーの存在はF1にオランダGPを復帰させ、カレンダー上で確保する重要な要素となっています。
一方、周冠宇は2022年にF1グリッドで最初の中国人ドライバーとしてデビューし、アルファロメオとの契約により、中国で有利なスポンサーシップの機会が開かれるとチームは述べました。
お名前.comそして、F1が米国での拡大を推し進める中、次の議題は、F1で競争力を持ち、米国でのF1への関心の高まりを次のレベルに引き上げることができるアメリカ人ドライバーです。しかしラッセルは、F1ドライバーが、国籍だけを理由としてF1に到達したわけではないと熱弁しています。
ラッセルは、初開催のマイアミグランプリに先立ち、アメリカ人ドライバーについてメディアに語り、次のように述べています。「アメリカのドライバーとのレース経験はあまりない、ちゃんと覚えているわけではないけど。ゴーカートをしているときに1人2人はいたかもしれない」
「F1はスポーツの頂点だと思います。そして、国籍だけでグリッドにドライバーを置くべきではありません。私たちはここにいる権利を獲得した最高のドライバーです。ドライバー自身がここにいるのにふさわしいことを証明するべきです。私たちは完璧な世界に住んでいるわけではないと思いますが、ここは頂点なんです。実力でとどまる必要があります」
「私たちには最高のエンジニアがいて、ここにあるすべてが最高峰です。最高の場所に行き、ドライバーにもフィルターをかける必要があります。そして、最高のドライバーがいると、ショーはさらに良くなることがよくあります。そう、それこそが私が立っているところだと言いたいのです」
【F1を最安値で見るならこちらからお申し込みを】→フジテレビONE・TWO・NEXTフェラーリのカルロス・サインツは、F1に参戦するレベルのドライバーなら誰でも歓迎されるべきだろうと語りはしたものの、国籍は決定的な要因になり得ないと、ラッセルに同意した。
「ジョージの発言は非常に良い説明していると思う」とサインツは言った。
「F1は…トップレベルのドライバーなら誰でも歓迎します。もしそれがアメリカ人なら、それならそれでいい。国籍を調べる必要はないと思います。才能を調べる必要があります。そうだね。F1に出場する才能のある男が1人いるとしたら・・・ここに来て、彼とレースをすることを歓迎し、激しくレースをして楽しむだろう」
ラブライブ!コラボキャンペーン現在将来のF1ドライバー候補としてアメリカ国籍のコルトン・ハータが上がっている。もちろん実力が認められているが、アメリカ人という要素がより魅力にさせているのは想像の範疇である。
また、国籍でF1のシートを獲得すべきでないとは逆のパターンだが、国籍でF1のシートを喪失したニキータ・マゼピンに対しても、ラッセルはアクションを起こしていた。マゼピンが、シートを喪失した時にサポートのメッセージをくれた現役ドライバーはたった4人であったが、その中の1人がラッセルであった(マゼピンが実力所持者だったかどうか、ペイドライバーであったのは別として)ラッセルは国籍や政治的な要素ではなく、純粋に実力でF1シートを獲得すべきと誰よりも思っているのかもしれない。
(参考:PLANETF1)
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