レッドブル代表クリスチャンホーナー、ニコラス・ラティフィに「生涯エナジードリンクを提供する」、フェルスタッペンからもアドバイス。

ウイリアムズのニコラス・ラティフィは、2021年のドライバーズチャンピオンを決定するのに「無意識で役割を果たしてくれた」として、クリスチャンホーナーから「エナジードリンク・レッドブルの生涯の供給」を約束された。

クリスチャンホーナーは、アブダビグランプリでセーフティカーが出るまで、劣勢に立たされている状態を見て「マックスが勝利するためにはレースの神様の降臨が必要だ」と思っていたとコメントを出している。レースの残り8周でラティフィがクラッシュしたことによりセーフティカーが出てレースが左右され、フェルスタッペンが勝利を掴むのだが、その直後のインタビューに「ラティフィありがとう」と発言した。

ラティフィはレース後のインタビューで「結果に影響を起こすようなことを望んでいなかった」と述べており、「僕のクラッシュで明らかにマックスに最後にチャンスを生み出してしまったけど、それは絶対に僕の意図ではない」と語った。ハースのミック・シューマッハとの戦いの後で事故がどのように起こったかを説明し、彼は次のように付け加えた。

「タイヤが本当に汚れていて、走行していくのに本当にトリッキーな場所だった。リタイアでシーズンを終わらせるつもりはまったくなかったので、チームに謝罪した」と話している。

ラティフィのクラッシュに意図がないのは誰もが理解しているが、クリスチャンホーナーは「ラティフィが喉が渇くことは永遠にないだろう」とchannel4で冗談を交えて言った。

マックス・フェルスタッペンは、タイトルを獲得した後、ニコラス・ラティフィに電話を切ることを勧めた。

フェルスタッペンは、ラティフィが冬休みに電話を切り、非難のコメントが寄せられるSNSから離れて休暇を楽しむことを勧めている。

「彼が頭がいいなら、電話を切って無視するだろう」とTelegraaf紙に語った。

「ニコラスが休暇を楽しんで、来年より強く戻ってくることを願っている」

来年のウイリアムズでは、メルセデスのPUを搭載したクルマに、レッドブルドライバーであるアレキサンダー・アルボンと、アルボンと共にレッドブル飲み放題の権利を獲得したニコラス・ラティフィがドライブする。

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