【メキシコGP / FP1】マクラーレン ランド・ノリスがダニエル・リカルドにトウを与えるのを拒否した理由

マクラーレンのランド・ノリスはメキシコのFP1で、フライングラップ中にリカルドにスリップストリームの利点を与えることを完全に拒否したような発言をし、TV放送でそのラジオの内容が流れた。

ラジオの内容は

ノリスのレースエンジニア/ウィル・ジョセフ

「ダニエルと一緒にラップの最初にトウの練習をしたい」

ノリスの回答

「自分のラップは自分自身でしたい。けん引したくない」

といったもの。

しかし、セッション後、チームプリンシパルのアンドレアス・ザイドルはノリスが最終的に別のラップでトウ与えたことを確認したとSky Sports F1に語っている。

「私たちは2周目に試したかったが、1周目のラップがトラフィックだっため、ランドはもう一度自分のラップを走りたいと思った。トウの練習はその後でやった」

テレビではその後のやりとりは聞こえなかったが「トウの効果を解析する必要があり、このクルマに必要かどうかを見ているが、予選ではトウの使用検討している」とも述べた。

マクラーレンは、コンストラクターズチャンピオンシップで3位を獲得するために、フェラーリと激しく戦っている。

「6週間で5レースがあるため、すべてのクルマのパーツを限界までテストしている。パーツに関しては、5レースに向けて準備が整っている。フェラーリと非常に激しい戦いを繰り広げている。我々は全てを捧げる必要がある」

ノリスはメルセデスのPUユーザーで唯一グリッドペナルティを受けていない。信頼性が懸念されており、最終戦で新しいパーツに交換し、ペナルティを受ける可能性があり、メルセデスと連絡を取り合っているとザイドルは語った。

「今、メルセデスとそのことについて話し合っている」

「だから、ここで何をするのか、次のレースで何をするのかを確認する必要がある。予測するに、現在搭載されているさまざまなPUの信頼性がどのように見えるかを確認する必要がある。そしていつ、交換するのかを決定する」

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