【ベルギーGP予選】自分にもアルファタウリの判断にも満足の角田裕毅。ダニエル・リカルドはトラックリミットに自覚がありつつも諦めずにプッシュ

■ダニエル・リカルド　予選１9位

ターン4のコースリミットのせいでラップタイムが抹消されたのは悔しい。オー・ルージュを全開で行こうとしたんだけど、可能だと思っていたのに、いいラインから外れてドリフトしてしまい、コースにとどまるためリフトしなければならなかった。でもただ流されるだけだった。ターン4の縁石を乗り越えた瞬間、もうダメだと思った。でもとりあえずそれは置いておいて、ラップを続けた。見当はついていたけれど、実際に外れているかどうかはわからないから、プッシュし続けたんだ。可能性はあると思ったけど、まだまだだった。日曜に向けて、この予選順位は痛いけど、幸い、明日もチャンスがある。ミスをするのは好きじゃないけど、僕らは全体的にうまくいっていると言える。励まされることがたくさんあるので、このことは忘れて、そこから学ぶことにするよ。

■角田裕毅　予選11位

ペースはかなり良かったし、自分のラップには満足している。結局、ほとんどのマシンが僕の後ろにいたので、コースがかなり早く良くなっていたこともあり、皆チャンスを生かした。チームは僕を呼んでソフトコンパウンドを履かせた。最終的には正しい判断だったので、彼らには感謝している。このコースでドライタイヤを履いて、コーナーを全速で走る時はいつも楽しい。今日はまだ路面が乾いていなかったから完全に全速とはいかなかったけれど、それでも楽しかったし、明日が楽しみだ。クルマは安定して良かったし、チームは3レース前に苦戦したインターミディエイト・コンパウンドのクルマについて良い知識を集めたと思う。常に快適だったし、いい状態だった。チーム全体にとって良い１日だった。トラックリミットがなければダニエルはQ2に進出していただろうから、僕らにとっては励みになる。