ハースのケビン・マグヌッセンは54周目にターン2でコントロールを失い、スピードに乗ったまま車の右リアで壁に激突した。
このクラッシュでマグヌッセンはタイヤが外れ、コース上には破片が散乱したため、レースコントロールはレースを赤旗中断にした。
しかし、そのうちの1つ、長さ1メートルほどの金属片が安全フェンスを越えて観客に衝突し、ファンの1人であるウィル・ストリートが腕を切ってしまった。
ウィルがSunriseに語ったその時の被害状況は以下の通り。
「ケビン・マグヌッセンがターン2を回ってきたと思うんだ。私は目で追っていた。でも、僕の目の前で、どうやら破片がフェンスを越えて飛んできたようだった。僕の周りは多くの人が動いていた。そして破片が僕の腕に当たったのです。僕は腕は上げていた。耳にはイヤホンを入れていてラジオを聞いていたし、本当に何があったかわからない!血を流して呆然と立っていた」
「正直なところ、私はかなりラッキーだと思っています。破片がかなり大きかった。大事には至らなかったようです。私の隣に立っていたのは婚約者で、彼女は私より少し背が低いんです。それで、私の腕に当たった場所は、彼女の頭の位置だったので、腕を上げてなければ破片はおそらく彼女の頭に当たっていただろう。」
「その大きさと重さに気づき、一部は千切れていて、本当に鋭かった。もし、違う角度で私に当たったら、ひどいことになっていたかもしれません。正直なところ、これ以上ひどくならなくてよかったと思っています」 お名前.com
ケビン・マグヌッセンは、アルバート・パークでハースがウォールに接触したことを「感じなかった」と語った。
マグヌッセンは、完走できなかったことを悔やむだけでなく、車内からの指示がなかったことから、自分の事故が起こったことさえも驚いていた。
「感じなかった。本当に車の中で大きく感じるものもなかった」とマグヌッセンはF1公式ウェブサイトを通じて説明した。
今回の日曜日の破片事件は、マーシャルのグラハム・ベバリッジが死亡した事件を思い返した。ジャック・ビルヌーブとラルフ・シューマッハの衝突によって、タイヤがフェンスの隙間から飛んできて彼の胸に当たり命を落とした。ちょうど20年となる。
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