カルロス・サインツは、オーストラリアGPで受けた5秒のペナルティに苦言を呈し「受け入れがたい」「人生の中で最も不公平なペナルティ」と表現した。

サインツは、赤旗中断となったオーストラリアGPの2回目のリスタートで、同胞でアストンマーティンのフェルナンド・アロンソと接触し、スピンさせた。レースは再び赤旗中断となり、サインツは衝突を引き起こしたとして5秒のペナルティを科されることになった。

このペナルティは通常、FIAの定める最も厳しい処分ではないが、レースがセーフティーカー先導明けの状況で行われたため、ドライバーは密集しており、ペナルティが適用された時点でサインツは最後尾に落ちてしまい、メルボルンでポイント圏外になった。　　お名前.com

レース終盤の再スタート前にチーム無線でペナルティを知らされたサインツは激怒し、FIAが衝突の判断を下す前に自分の言い分を聞いてほしいと訴えた。

レースエンジニアのリカルド・アダミへのラジオは以下の内容である。「リッキー、いや、ありえないよ、これで僕はポイント圏外になるんだ。いや、それは受け入れられない。レースが終わるまで待って、僕と話し合う必要があると伝えてくれ。お願い、頼んでみて。プリーズ、プリーズ、プリーズ、プリーズ。ちょっと待って、私と話を。明らかにペナルティは相応しくない、厳しすぎる」

フェラーリのドライバーは、最終ラップでこの問題に対する自分の立場を明らかにするためにスチュワードと話したがっている。

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カルロス・サインツが大きな代償を払うことにFIAは「完全に55号車に衝突の責任がある」と判断した理由を説明する「衝突事故は55号車が全面的に悪いと判断した。14号車は1コーナーで55号車より大きく前に出ていたにもかかわらず、55号車が14...

「だから、今は何も話したくない」とインタビューは残念さと怒りであふれている見たことのないサインツの様子であった。
「残念で仕方がない。悪い言葉をはいてしまいそうだ。僕の人生で一番アンフェアなペナルティだよ。だからスチュワードのところに行って、彼らと話をして、それからまた戻って来て、君たちに話をしたいんだ。だから今はできない」と言い残し、すぐさまその場を去った。