マックス・フェルスタッペンは、セルジオ・ペレスのためにペースを落とすよう指示されなかったことを認め、もしそうだったとしたら、それはシーズンを締めくくる「最も良い方法」ではなかっただろうと語った。
フェルスタッペンにとっては今季15勝目を挙げてミッション達成となったが、チームメイトのペレスはシャルル・ルクレールに2位を奪われてしまったため、同じことは言えない。フェルスタッペンは「チームメイトを助けるためにもっとできることがあったのでは」と問いかけられている。 お名前.com
レース序盤、フェルスタッペンはペレスと1秒以内の差を保ち、ペレスはDRSを使用してルクレールから逃げることができた。しかしレースが進むにつれて、ペレスは実際にチームメイトに「ダーティエアーで時間をロスしているので、早くしてくれ」とチームに要請した。
ペレスが2回目のピットインを行い、ルクレールがコースポジションを上げると、フェルスタッペンがペースを落としてルクレールの前進を止めようとするのではないかと予想されたが、2度のワールドチャンピオンは代わりにタイヤマネジメントに集中することになった。
■マックス・フェルスタッペン 予選1位→決勝1位(総合1位)
レース後の記者会見でフェルスタッペンは、レッドブルからペレスを助けるように言われたのかと聞かれたものの、そんな命令はなかったと語り、それはシーズンを締めくくるのに「一番いい方法」ではなかったと述べた。「いや、(チームからの)命令はなかった」とフェルスタッペンはメディアに対して語った。「でも、それはかなり難しい判断だ。ブロックすることはできるかもしれないが、それはフェアなレースなのか?チャンピオンシップやシーズンを終えるのに、一番いい方法ではないと思うんだ。
「チェコは彼を十分に捕らえて、実際に追い抜こうとしているように見えたし、あとピエール(ガスリー)とアレックス(アルボン)の間でちょっとした騒動があり、彼はかなり時間をロスしてしまった。僕はスクリーンで見ていたんだ」
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