マクラーレンでF１のキャリアを過ごしてきたジェンソン・バトンは、CEOのザク・ブラウンが、ダニエル・リカルドに対する批判を世界に発信したことに「驚いて」おり、チームはドライバーを保護する必要があると述べています。
リカルドは今シーズンが厳しいと感じていることを認めています。そのため、マクラーレンのCEOブラウンは、リカルドが2021年にチームに加わって以来「我々の期待に応えていなかった」と世界に発信しました。リカルドも「間違っていない、かなり正しい」と同意しました。
その後、ブラウンはさらに一歩踏み込み、マクラーレンがリカルドとの3年契約を尊重する必要がない、条項について説明しました。
しかし、ジェンソン・バトンは、ブラウンのマネージングの方法はいただけないと、スカイスポーツF1に述べています。
"It's not an easy situation for the driver" @JensonButton shares his thoughts on Daniel Ricciardo's situation at McLaren after a tough weekend for the Australian in Monaco 👇 pic.twitter.com/Dhz5izffwM
— Sky Sports F1 (@SkySportsF1) May 30, 2022
「チームの全員がドライバーを保護する必要があります。F1は本当のメンタルゲームです。皆非常に優れたスキルを持っていますが、精神状態が適切でない時はパフォーマンスしません」
「ザックが出てきて、期待に応えていないと言ったのには驚きました。皆それを知っています。しかし、チームのプリンシパルが出てきてわざわざそれを言うと、間違いなく傷つきます。ダニエルの反応から、傷ついている」お名前.com
「レースの後彼らが話をして、今年の残りの期間、ダニエルのチームは彼の本当のベストを引き出すことに集中することを願っています。その次に、彼が将来どこで終わるのかを見ていきます。ドライバーにとっては簡単なシチュエーションではありません」
「そして彼がモナコのプラックティスで事故を起こした時の全て見て、エンジニアは「クルマは大丈夫？」と言いました。そしてダニエルは、「僕は大丈夫」と答えました。ザックがダニエルについてネガティブであると聞くと、すぐに皆それをピックアップします。手に負えない状況に陥ってしまうだけです」
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バトンが言及したリカルドと彼のエンジニアの会話↓マクラーレンがドライバーよりもクルマに関心を持っていることが垣間見れる。これにファンは激怒。実際、エンジニアはこの事故の映像を見ておらず、リカルドの無事を目視できていないにも関わらずクルマの心配ばかりしている。放送では再生されなかったラジオメッセージのやりとり。
There's been lots of anger from fans after it appeared Ricciardo's engineer asked if the car was ok before him. The reality was his McLaren engineer hadn't seen the incident yet.
Here's the full radio message that wasn't played on the broadcast… pic.twitter.com/ccdlMRfFCE
— WTF1 (@wtf1official) May 28, 2022
エンジニア「ダニエル、クルマ大丈夫？」
リカルド「僕は大丈夫。クルマは…」
エンジニア「良かった。ああ、イエス。今見たよ。クルマはセーフだ」
リカルド「OK、何が起きたかはわかっている」
エンジニア「OK、君が無事でよかった。クルマは修理するからパニックにならないで」
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リカルドは来シーズンに向けて契約を結んでいることを明らかにしているが、バトンは「マクラーレンが彼を放出したいのなら、彼がこの契約を主張してそのまま残るとは思わない」と語った。
「ダニエルは非常に強いポジションでチームに入った。契約は彼に有利だと思うけど、常に条項があります。公平を期すために、チームが彼にハンドルをとらせたくないのなら、ドライバーはそこにいたくありません。そしてその逆も同様です。通常、契約の条項よりも、簡単に出ていく方法が存在します」
（参考・SKYSPORTSF1/PLANETF1/WTF1）
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