アルファタウリのチームメイト内でなかなかピエール・ガスリーに勝てなかった角田裕毅だが、予選決勝とここ数戦でガスリーにたびたび勝ち越している。今回も角田のみポイント獲得となった。2人のコメントを公開。

■角田裕毅　予選１３位→決勝10位

「非常にタフなレースでした。今日のクルマはとても暑かった。そしてポイントを獲得するために絶え間ないバトルを繰り広げていたので、プレッシャーがありました。今日のパフォーマンスと10位でレースを終えられたことにはとても満足しています。週末中ずっとクルマになじめなかったので、ポイントを争えることは良い一歩でした。しかし、中団でより高くなるためには、まだやるべきことがたくさんあると思います。」

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■ピエール・ガスリー　予選１４位→決勝13位

「今日は非常に失望しています。とてもイライラします。早い段階でクルマにダメージを与えた小さな接触があり、それ以降はペースがなく、ダウンフォースを失い、どこでもスライドしていました。ストロールとの事故は限界までプッシュした私に責任があり、そのことについてランスに謝罪したいと思います。それから、できる限りのことを試みましたが、結局のところ、できることはほとんどありませんでした。」

レース後、ガスリーは「責任はあるけどハードレーシングだった」と主張したものの、スチュワードは5秒ペナルティが加算され、ペナルティポイントは4になった。ストロールはガスリーに十分なスペースを与えており、衝突はガスリーが引き起こしたものと認識。なお衝突の原因はグリップの欠如によるものであった。