メルセデスはシーズンを通してW13に苦しんでおり、イモラでのウェットセッションでも苦戦。チームは2012年日本グランプリ以来、2台ともQ3に入れなかった。

■ルイス・ハミルトン　予選13位

ハミルトンはQ1で4000分の1秒角田裕毅の上に行きに何とかQ2に入るも、カルロス・サインツのクラッシュによる赤旗でセッションが停止している間に雨が強くなり、これ以上速いタイムを出すことは不可能でした。赤旗前の記録がそのままQ2での最終タイムとなりました。

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国際映像では、ハミルトンはQ２セッションが終わる前には既に諦めてクルマから降りて、メルセデス代表のトト・ウォルフのそばでのやりとりの様子をカメラが映していた。ウォルフが怒りながら真剣に話している状態で、2人の間には一見緊張した空気が広がっていた。

予選後のインタビューでこの事件について尋ねられたハミルトンは、次のように述べています。「それは内部事情なので、ここで公表しません」と、明らかにすることを拒否した。「ただ働き続ける。いったい何なのか、一つの…。」と言って肩をすくめ、言葉を濁した。

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「みんなが工場で本当に一生懸命働いていて、その成果を楽しみににここに来ても、物事がついてこない時は残念だ。今日はチームとしてのパフォーマンスが低かったと思います。すべきことをやらなかったことがありますが、とにかく…スプリントレースで前に上がるために一生懸命頑張ります。難しいレースになるだろうが、うまくいけば、皆もご存知の通り明日は天気は良くなるし、前進することができるかもしれない。」

なお、トト・ウォルフもこの件でコメントを出し「議論したわけではないし、ルイスと意見の相違はない。ただ、上手くいかない共通のイライラがあって、彼は私に、私は彼にお互いのストレスをぶつけてしまった」と答えている。

（参考：PLANETF1）

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