ランド・ノリスの契約金は最大9400万ドル(108億9981万円)との報道。ナンバーワンドライバー説で浮上したリカルドの契約問題

マクラーレンはランド・ノリスと、2025年シーズンの終わりまで続く新しい契約に署名したことを発表!その金額と契約期間の長さから、ノリスの実力が証明されたことになるが、若手の勢いでダニエル・リカルドの立場が危うくなったと報道が出ている。

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伝えられるところによると、ノリスの契約金は最大9,400万ドル(約108億9981万円)と報道されていて、その内訳は定かではないが、単純に4年で割ったとしても1年あたり2350万ドル(約27億2495万円)となり、トップサラリードライバーの仲間入りをした。

リカルドはマクラーレンと2023年まで契約がある。しかし最初の契約が3年間だったのか、それとも3シーズン目はオプションで、2年間だったのかは明らかになっていない。後者の場合、2022年の終わりにドライバーズマーケット市場に出る可能性がある。

間違いなく、チームの勢力均衡はこの12か月で著しく変化していった。リカルドは2021年にルノーからマクラーレンに移籍。実績のあるレース優勝者で、チームのチャンピオンシップチャレンジをリードすることが期待されていた、誰もが認めるナンバーワンのはずだった。2021年シーズンが開幕するまでは「リカルドの方が速いマクラーレンドライバーであり、ノリスがどれだけ近づくことができるかについて関心を持っている」というのが初期設定であり、そう思い込んでいた。

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しかし、モナコグランプリでノリスに周回遅れにされるなど、マクラーレンが要求する独特のドライビングスタイルに適応するのに苦労していた。

リカルドはモンツァで自分の力で勝ち、マクラーレンの長く勝利から離れていた期間を打ち破った。ノリスが続いて1-2フィニッシュに導いたが、シーズンの終わりまでにノリスは事実上のチームリーダーとなり、チャンピオンシップは6位でフィニッシュ。8位のリカルドを十分にクリアしていた。

基本的にどのチームでも、最終的にチャンピオンシップに挑戦できる人は1人になる。ナンバーワンドライバーをセカンドドライバーがサポートするという形になるが、マラーレンが先頭争いをするようなクルマを作った場合、ノリスがナンバーワンドライバーになるようだ。

しかし新しいクルマはどのドライバーにも異なるドライビングスタイルを必要とするので、リカルドもリセットされるはずだ。

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リカルドと同じオーストラリア出身であり、9度のグランプリ優勝者であるマーク・ウェバーは今年が彼のキャリアにとって重要であると Wide World of Sportsに語っている。

「私たちは皆、ダニエルに戻ってきて欲しいですよね?昨年は彼にとって最もスムーズな年ではなかった。このスポーツではダニエルが上手く機能する必要があるんだ。だってモンツァで、どれだけ世界中の観客が盛り上がっているのかを見たんだよ。ダニエルがノッているのは誰にとっても嬉しいんだ。マクラーレンはリカルドに良いクルマを与えるに良いポジションにいてる。彼は負けるのが好きではない。勝つことが好きで、それが正しい姿勢だよ」

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