【F1ドライバーの元カノ】別れてもレーサーが好きな女性たちPart4:ミハエル・シューマッハーの妻 コリーナ・シューマッハー

ミハエルと結婚してシューマッハー夫人となったわけだが、その前に付き合っている男性がいた。元F1ドライバーのハインツ=ハラルド・フレンツェンだ。シューマッハーと同じドイツ人で古くからのトラック上のライバル。F3で共に戦い、メルセデス・ジュニアチームにも共に選出された。よく知った仲だけあり、あのシューマッハーが「彼は速い」と一目を置く存在であった。

コリーナはF3ドライバー時代(1989年〜)のフレンツェンと交際をスタートさせ、彼の親友でもあったミハエルとも友達になった。そんな関係性だったので、シューマッハーはコリーナの恋愛の相談相手でもあったと言われている。

若かりしの3人。左コリーナ、中央シューマッハー、右フレンツェン

フレンツェンとうまくかなくなって別れてしまい、ミハエルに相談して慰めてもらっているうちに、シューマッハーと親しくなって恋愛に発展したとされており、1991年になってコリーナはミハエルと付き合い出す。たまたまだと思うが、シューマッハーがF1参戦したのは1991年のベルギーGPから。ちなみにフレンツェンはF3000のドライバーでF1デビューまであと少しというところだったのだが、なかなかシートを獲得できなかった。

フレンツェンも1994年にザウバーからF1デビューを果たすが、その年にシューマッハーはベネトンで自身初のワールドチャンピオンになる。

コリーナとシューマッハーは1995年8月1日に結婚。コリーナはワールドチャンピオンの奥様になる。フレンツェンも有望ではあるが、なかなか男を見る目があるなって思った。この三角関係は当時のマスコミの格好のネタでもあった。

パドックで元彼女がワールドチャンピオンの妻として応援にかけつけているのを見て、フレンツェンも黙ってはいられない。F1にステップアップしてからすぐに才能を示し、ウイリアムズのフランク・ウイリアムズの目に止まった。

当時のウイリアムズはチャンピオンを何度も獲得するトップチームである。フランク氏がかなり惚れ込んだという報道を覚えている。その証拠と言えるかもしれないが、アイルトン・セナ亡き後にウイリアムズを牽引し、シューマッハーとチャンピオン争いを繰り広げ得ていたデーモン・ヒルとの契約を更新しないで、フレンツェンを選んだのだから。ヒルが1996年にチャンピオンを獲得し、その年限りでウイリアムズを去ることになって「チャンピオンなのにねぇ。それほどフレンツェンが魅力的なんだろうねぇ」といったコメントをよく聞いた。ちなみにヒルは下位チームのアロウズへ・・・。

もちろん、シューマッハーとしても一目置いているライバルが自分とチャンピオン争いができるクルマを手に入れてガチでバトルするようになるのだから、闘志がメラメラと沸いていたに違いない。

とにかくみんなが凄い凄いと騒いでて、ウイリアムズでどんな走りをしてシューマッハーと戦うんだろうと期待していたが、あまり記憶に残っていない。「あれ?」という感じだ。どちらかと言うとチームメイトのジャック・ヴィルヌーブがチャンピオンになって目立っていた。唯一覚えているのが1997年のシューマッハVSヴィルヌーブのチャンピオン決定戦だ。最終戦までもつれこんだ2人の戦いでの予選で、フレンツェンも含めた3名が予選で最速同タイムを出したというミラクルが起きた。1000分の1秒まで同じタイムとは後にも先にもこれっきり。当時みんな驚いた。

しかし1998年からウイリアムズは失速してしまい、たった2年でフレンツェンはチームを去り中団チームへ戻るのである。シューマッハーとバチバチにチャンピオンを争うところを見たかったのだが、そうはならなかった

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