周冠宇はバスケットボールプレイヤーのコービー・ブライアントに触発されて、24番にしたと説明している。
5回のNBAチャンピオンと2回のオリンピック金メダリストであるコービーは、バスケットボール史上最高の選手の1人として広く知られている。彼はキャリアの後半でロサンゼルスレイカーズにてユニフォームナンバー「24」を使用していたので有名だ。そして今、F1の新人である周は、彼の栄光であるそのナンバーを引き継いだ。
周が憧れていたコービーの訃報は日本でも報道され、多くのファンが悲しんた。2020年1月26日、彼と娘のジャンナら9人が乗ったヘリコプターがロサンゼルス郊外で墜落したのだ。スポーツ界全体が最高のバスケットボール選手を悼み、その年のプレシーズンテストでは、ダニエル・リカルドが追悼の意を表してヘルメットをレイカーズパープルに施して参加していた。
周は2022年のシーズンから中国人初のレギュラーF1ドライバーになる。そして彼はSpeedWeekどれほどバスケットボールのファンなのかを語り、ブライアントへの憧れについて話している。アルファロメオの新人として「ブラックマンバ※」を例にして、彼が自分のフィールドで目標を達成するために、どれほど懸命に努力したかを示し、加えて彼の故郷の幸運数についても偶然の一致もあると話した。
※コービーは絶対的エースとして数々の勝負を決するクラッチシュートを沈めてきた事から、狙った獲物は99.9%の確率で仕留めると言われている世界で最も危険な猛毒蛇の一種「ブラックマンバ」の愛称を持つ
「僕がモータースポーツよりもバスケットボールに興味を持っていたとき、コービー・ブライアントは僕に大きなインスピレーションを与えた。僕が最も感銘を受けたのは、彼の労働倫理だった。彼は現役時代に最高の選手とされていたにもかかわらず、たゆまぬ努力をした。朝4時には起きてトレーニングを開始し、その後子供たちを学校に連れて行って、またトレーニングを続けた」
周がSNSであげた自身の「24」の画像はまさにレイカーズカラーだった。「また、24は6の4倍であり、6は僕の国では幸運な数字なんだ」と話した。
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