キミ・ライコネン「F1のパドックに足を踏み入れることは二度とないだろう」 

F1の歴史上、どのドライバーよりも多くのレースに出場し、1度のワールドチャンピオンにもなったアイスマンは、ついに2021年をもってF1キャリアに終止符を打った。

現役時代、F1に参戦していることで伴う多くのこと・・・例えば多くのメディア対応やPR任務を好んでおらず、ライコネンはその事実を特に隠していなかった。ドライビング以外のことに興味がなく、他のことではハッピーになれないことを考えると、ライコネンは「もはやレースをしないんだから、レースウィークに再び参加することはないだろう」と語っている。

F1を離れることがどれほど寂しいか、BILDが質問した時「時が経てばわかる」と答えた。「僕が自覚していることは、F1でドライブすることだけが好きなことだ!二度とパドックに足を踏み入れることはないと思う。F1はもう僕の人生ではない。僕にとってはもっと重要なことがいつだってあった。それについては何も変わらない。僕に決断力がなかったから辞めなかったけど、飛行機に座ってホテルに滞在するよりもやるべきことがある」

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ニコ・ロズベルグが2016年で引退した時に、その理由の一つに「家族との時間を作るため」と語っていたのに対して、「クールだ」と理解していたライコネンだったが、翌年になってコメンテーターとして多々パドックに現れている姿を見て「理解できない」と語っていた。またその時に「F1に関わるなら、コメンテーターではなく、表に出ないで開発や実験といった裏方でサポートしたい」とも話していた。ライコネンが何をするのか今ははっきりしていない。別のカテゴリーにフル参戦する契約はしておらず、レース業界全体から引退するように見える。引退計画について尋ねられたときも「何の計画も立てたくない」と言っている。

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