【ランド・ノリス 裁判で証言】 高級腕時計を奪われ暴行を受けた時の様子が明らかに。犯行グループの1人は逮捕される

ランド・ノリスは、2021年7月にウェンブリー・スタジアムで開催されたユーロ2020の決勝戦後、スタジアムの外の駐車場で暴行を受け、腕にはめていた高級腕時計を盗まれた。容疑者の一人は逮捕されており、裁判でのやりとりが明らかになった。

ノリスがイギリスでのホームグランプリ前に起きたこの事件を覚えている人も多いでしょう。その後この件について公開されていませんでしたが、The Independentが事件の詳細を明らかにした。

ロンドンの裁判所は、ランド・ノリスがユーロ2020の決勝戦の後、ヘッドロックをかけられ、14万4000ポンド(約2300万円)の腕時計を奪われた経緯を聞いています。この時計は、ドライバーの手首に合わせて作られた青いストラップを持つ世界で唯一のもので、これまで一度も販売されたことがありませんでした。

ノリスが7月12日に行った供述では、Good wood festivalに出演した後、オレンジ色の16万5000ポンド(約2650万円)のマクラーレンGTスポーツカーで、友人マックスと試合を見るためにスタジアムに向かい、外にあるVIP「イエロー」駐車場に停めたと警察に話しています。

ハロウクラウン裁判所は、7月11日にウェンブリースタジアムでイタリアがイングランドに勝利した後、ノリスが自身のマクラーレンGTスポーツカーの横で一般客と話をしていたり、ファンとの写真撮影に応じていたところ、世界に5つしかないリチャードミル67-02の時計を盗む2人の男性に声を掛けられたことを聴取しました。

7月12日のノリスの聴取内容は以下の通り。
「ウェンブリー・スタジアムに出席した後、私は一般の人と話をしていたのですが、私が他の人と話している間に、容疑者1と容疑者2が私の車の周りを歩いているのに気づきました」

「彼らが私の車と私自身を見ているのに気づきましたが、最初の1人は頭を下げたまま、右手はポケットの近くにありました。容疑者1はゆっくりと私に近づき、『これはあなたの車ですか』と尋ねました。何が起こったか正確に覚えていませんが、その後、容疑者1は私の後ろに回り、右腕を私の首に、左腕を私の背中の下に入れました」

「容疑者1は私をグッと引き付けて、私の首を後ろから引っ張った。つまり、私の顔は空を向いていたので、この時点で彼を見ることができなかった」

「容疑者1は容疑者2に私の腕時計をつかむように言いました。彼は何度も『腕時計をつかめ』と叫んだ。容疑者1はずっと私を羽交い締めにしていて、容疑者2は腕時計を掴もうとしていました。しばらくなんとかして外そうとした後、力ずくで腕時計を引き剥がし、私の腕にひっかき傷を残しました」  ラブライブ!コラボキャンペーン

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