ジュエリーと下着の着用問題をめぐりFIAとF1ドライバーが珍対決

オーストラリアGPではジュエリーを装着して走行してはいけないことや、耐火性の下着を着用して走行しないといけないことなど、さまざまなトピックが取り上げられていたが、マイアミGPからより厳格化されることとなり、反対するF1ドライバーが態度に出した。

安全面から、ドライバーがトラックで走行する時はジュエリーを身に着けてはいけないFIAのルールは、2005年から施行されている。この規則をより厳格に施行することを目指して、今週末のイベントからジュエリーを身に着けているドライバーを厳しく取り締まることにより、ジュエリードライバーであるハミルトンと真っ向対決！

オーストラリアでFIAとドライバーの間で話し合いが行われたとき、ハミルトンは、ピアスが溶接されているので自力で取ることはできず「耳を切り落とさないといけない」と、強化されたルールに従うのは難しいことを述べました。

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2022.04.10

ハミルトンは金曜日のマイアミでの記者会見で、ジュエリーに身を包んで到着。当てつけのようにすべての指にリングをはめ両腕に腕時計をつけていた。

FIAによって発行された精査証明書について、まずメルセデスとハミルトンに言及しました。メルセデスが提出した自己精査シートでは、ハミルトンが「ボディピアスや金属製のネックチェーンや時計、ジュエリーを着用しないという要件に従う」ことを確認していないと報告された。

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この文書にはFIAのF1テクニカルデリゲート、ジョーバウアがよって署名されており、次に何が起こるかについては何も報告されていません。しかし先週末にモナコで行われたフォーミュラEでは、パスカル・ウェーレインとミッチ・エヴァンスの両者が、予選で首に金属チェーンを装着したことで、スーパーライセンスにペナルティポイントが与えられ、1000ユーロの罰金が科せられました。

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ハミルトンは記者会見の中で、FIAの新しい代表のモハメド・ベン・スレイエムと会見を推進していることを明らかにした。「FIAが私からジュエリーを取り上げたいのなら、私は彼らから責任を逃れるために、進んで棄権に署名するよ」

「今朝モハメッドに電話をかけてみたところ、彼は忙しかったようだ。でも味方になりたいと安心させるメッセージを送りました。戦いたくない。とてもばかげている。しかし、まだ返事がない、彼は今テキストメッセージを送っているところかもしれません。わからない。しかし、レースの前に彼と話をしようと思います。」

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ハミルトンがジュエリーのルールに従わなかった場合、FIAは彼のレースを阻止できるとハミルトンに伝えられました。

「彼らが私を止めたら、そうなんでしょう。リザーブのドライバーがいるから、週末の準備ができるよ。この街にはやることがたくさんあるので、どちらにしてもいいでしょう！」

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最終的に、ハミルトンはイアリングを取り外したが、自力で取り外せない鼻ピアスがあり、それを理由として2レースは免除。猶予が与えられた。

セバスチャン・ベッテルはレーシングスーツの上からコットンの下着を着用していた。FIAが下着に関しても規則を出しており、チームは確認が義務付けられている。レーシングスーツの下は耐火性のオーバーオールを着用することといった規定があるが、その下に可燃性の下着を着用しているドライバーがいて問題視していた。「下じゃないよ、上ならいいのだろ？見てわかるだろ？」と言いたいのだろうか。彼なりの抗議をしている。

（参考：RN365）

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