フェラーリのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツはSCフィニッシュでチャンスを得られない不運組となった。
2位のルクレールはパルクフェルメでのインタビューで「最後はフラストレーションが溜まった」と語った。「最後にレースができればよかったんだけどね。残念ながら、あの場所で2位になったのは、その前に起きたことが原因だ。残念だけど、全体としては今日はP2、すべてを出し切った。ここにいる素晴らしいティフォシの前で勝てればよかったのですが、今日はできませんでした」
バーチャルセーフティカー期間中に早めのピットストップをした戦略に満足しているかと問われたルクレールは、次のように答えた。「まあ、2位でフィニッシュしたから、すごく満足というわけでもない。でも、これからの課題だ。今日のペースはかなり強かったと思う。でも、調査する必要があるが、私たちはかなり強かったと思う。それだけでは十分ではなかった」とこの戦略については疑いを抱いてた様子だ。
■ シャルル・ルクレール 予選1位→決勝2位
「モンツァはいつも素晴らしい。ポールポジションからスタートしたので、どうしても勝ちたかった。でも、今日はそうはいきませんでした。表彰台の下にいるティフォシを見たら癒されたよ。
ペースは良かったし、このコースに対する期待値がそれほど高くなかったことも覚えておかなければならない。プラクティスセッションを通じて多くの作業を行い、ポールを獲得できたことはうれしい驚きだった。今週末は積極的に前進し、より競争力を高めることができたので、またシンガポールでレースができることを楽しみにしている」


■カルロス・サインツ 予選3位(ペナルティで18番手スタート)→決勝4位
セーフティカーのせいで最悪の結果になったのはサインツだった。ソフトタイヤを装着したばかりのサインツは、ハードタイヤを装着していた3位のジョージ・ラッセルに迫っていた。1周あたり1秒以上のペースで接近し、最終ラップにはラッセルを捕らえる勢いだったがSCが出てしまい、そのまま終了となった。
「いいレースだった。スタート直後からフィーリングが良くて、ほぼ毎周マシンをオーバーテイクし、序盤で4番手まで浮上することができた。
ソフトタイヤに交換したあとはラッセルとの差を縮めていき、終盤には彼と3位争いをするチャンスもあっただろう。SCが出たときも、新しいソフトタイヤで再スタートすれば絶好のチャンスがあったはずだが、残念ながらレースがそのまま終わってしまったので、どちらのシナリオも実現しなかった。パフォーマンスとカムバックには満足していますが、私たちのペースを見て、すべてのティフォシの前で表彰台に上ることを望んでいました。
今日も素晴らしい応援をしてくれたみんなに感謝している。今年も最後までプッシュしていきます」

🇮🇹 Good race! Felt comfortable and overtook cars quickly to climb to P4 early on. I would have fought for P3 without the SC or at the restart, but neither happened. I wanted a podium in front of you, Tifosi! Thanks for the support! We’ll keep pushing!
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— Carlos Sainz (@Carlossainz55) September 11, 2022

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