フェルスタッペンのドライビングはミハエル・シューマッハーからも影響?「家族ぐるみの仲でミックと共にカートを学んだ」

マックスとミックは2人ともF1のパドックにいる。フェルスタッペンが初めて世界選手権を勝ち取って頂点に上り詰めた2021年シーズンは、ミックはハースでルーキーとして戦い、2022年もF1に残留することができた。

しかしマックスは、ミックとは幼い頃の年月を共に過ごし、一緒にカートの運転を学んできたにもかかわらず、F1までの道が自身とあまり似ていないと感じている。2人ともF1のキャリアを持つ父に指導を受けていたのにだ。

「ミハエルが7度のワールドチャンピオンとしてキャリアを終えてから、ミックがF1に登っていくのにはるかに多くのプレッシャーを経験させることにつながった。僕にもあったけど、ミックのとは全然比較にならないよ。彼の父親は、7回という記録的なワールドチャンピオンだ。まずそれが、スタートするのに難しい立ち位置だよ。ミックはカート時代でさえ、彼の周りには常に報道陣がいたんだ。F4、F3、F2と、どんどんメディアが大騒ぎして、それはさらに大きくなった。でも、彼は良い環境と、彼をケアしてくれる良い人々がいた」と語った。

少し意外だった2人の関係性とマックスの思いやり、ミックの気持ちを誰よりも理解しているのはマックスなのかもしれない。ヨスとミハエルからのカート仕込みとなれば、彼の勢いのあるドライビングスキルを「より納得」してしまう。

■ミック・シューマッハー、父ミハエルと比較されること、Netflixのこと、ルーキーシーズンのことを語る


コメント