VCARBと１年契約を延長し、２０２５年末までレッドブルの姉妹チームで走ることが確定した角田裕毅だが、レッドブルは９月までにそのオプションを行使できる権利を持っており、当初予定していたスケジュールより早々と人事を確定したことになる。

カナダGP前に、ヘルムート・マルコが「契約延長は確実」とカミングアウトをしていたので、彼の契約更新は驚くものではなかったし、２０２４年シーズンの活躍を見ると当然の結果である。　ラブライブ！コラボキャンペーン

「9月より前に彼を引き抜こうとする者は、500万ドル（約７億８３００万円）を支払わなければならない」とマルコ

それよりも驚いたのは、レッドブルは、もしライバルチームが2025年シーズンに向けて角田裕毅との契約を結ぶことを望むのであれば、それには「500万ドルの移籍金がかかる」という高額な設定をしていたことだ。これはレッドブルが契約を確定させるまで、他チームに簡単に引き抜かせない為に設定したものだと安易に想像がつく。　お名前.com

１年契約だけなので、ホンダとの契約が切れる２０２６年にどうなっているか注目されてはいるが、少なくともレッドブルは角田裕毅を手放さないために「500万ドル」の高額な値札をつけたので、評価されていることは間違いない。
しかし彼のサラリーランキングは現役F1ドライバーの中でも最下位に毎年名を連ねており、後輩以下のサラリーであり、新人と同じ扱いを受けていたので、２０２５年シーズンこそサラリーをアップして、レッドブルはその言葉を証明してほしいところだ。

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角田のコメント
「VisaキャッシュアップRBに残ることができてとてもうれしいし、こんなに早い時期に自分の将来が決まっていい気分です。僕のキャリアに重要な役割を果たし、これからもそうあり続けるであろうレッドブルとホンダのみんなに感謝したい。チームには大きな開発プロジェクトが控えていて、僕はその一部になれることに興奮している。僕がこれまで積み重ねてきたハードワークをみんなが評価してくれていて、チームも僕がグリッド上でさらなる上位を狙えると信じてくれていることがわかってうれしい。今シーズンはすでに明らかな進歩を遂げており、それが常にベストを尽くそうというモチベーションにつながっている。そしてVCARCと共にこれからも続けていきます。今のところは、今シーズンの残りのレースに集中し、できるだけ多くのポイントを持ち帰ることを目標に、常にチームとともに成長し、来年はもっといい結果を出せるような土台を築いていきたい」