3分で読める!今更聞けない、セナプロ対決ってどんなんだったの?Part1【セナプロ人気と比例する日本におけるF1ブーム】はこちら
アイルトン・セナ、アラン・プロストというドライバーラインナップで挑んだ1988年のマクラーレン・ホンダは、ポールも優勝も16戦中15回を獲得して、1-2フニッシュも10回。MP4/4が制したシーズンだった。しかしチームメイト同士でチャンピオン争いをしたせいで関係が悪化する。ハミルトンとロズベルグがメルセデスでバチバチだった時、セナプロに例えられたこともありましたね・・。
プロストは開幕戦で勝利した後「セナに勝つのは難しい。彼は決して諦めない」と語り、一方のセナは「プロストだけを倒したい」と。これが2人の関係性を象徴していた。プロストが恐れていたように、第13戦ポルトガルグランプリではセナが無茶な幅寄せをして、一気に確執が生まれる。セナはアグレッシブなドライビングで、プロストはそれを知っていた。セナの強引な追い抜きによる同士討ち避けるために、先を譲るはめになるということがよくあった。
トラック以外では饒舌戦も絶えなかった。相手にばれないようにと自国の新聞社に悪口を言いまくっていた。でも結局記事が出てしまってお互いの目に止まり、それを見て蒸し返して喧嘩をするということが絶えなかった。チームの雰囲気は悪く、当時の代表のロン・デニスは「共倒れすることはするな。君たちを支えている周りのことを考えろ!」と忠告する。それでも口論が続き最終的に口を利かなくったので、注意をしたら今度は怒りの矛先をデニスに向けてきた!と、本人がトップドライバーを抱えることの大変さを語っている。
But really "BEST" #SennasBestMate was @Prost_official, @MclarenF1… and you know it …😉 #Senna vs #Prost pic.twitter.com/3SLxsYBZHN
— F1Writers™ (@f1writers) August 27, 2015
そこまで険悪になると、絶対に負けられない。チャンピオン決定戦は鈴鹿。プロスト有利で迎えた日本グランプリだったが、セナがポールを獲得。しかしスタートで出遅れてセナは13番手まで順位を落とす。しかし圧倒的な追い上げで10秒以上先行していたプロストに追いついた。最終的にオーバーテイク、逆転し1988年のチャンピオン、そして自身初めてのドライバーズタイトルに輝く。プロストも、セナの速さを認めたのであった。Part3ではホンダも巻き込み泥沼化した1989年シーズン2年目をさくっと説明する。
続きはこちら→3分で読める!今更聞けない、セナプロ対決ってどんなんだったの?Part3【1989年チームメイト2年目】
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