【実録】ダニエル・リカルドになりすました『国際ロマンス詐欺』に引っかかり恋愛感情を揺さぶられた話。騙されたとわかった以上騙し返してやる(泣)

偽リカルドに騙されていたと思いきや、逆に(気が付いて)騙していたということで、彼にショックを与えることにした。

(架空の)Hondaイベントで会ってくれと迫る私にリカルドは「仕事中は君と過ごす時間はないんだ、もっとお互いのことをよく知り合ってから、一緒に過ごす時間を計画しようよ」と、首を縦に振らない。さて、そろそろこの関係も終わりにしよう。私は勝負をしかけることにする。

「ダニエルリカルドは、仕事に友達や彼女、家族を連れてくる。それが彼にとって仕事中のリラックスだからね。」  お名前.com

返事はすぐに来た。「君は誰と話しているのかわかっているのか?」

「ええ、最初の連絡の時からね(←これは嘘)チャット友達が欲しかった?リカルドじゃなく、あなた自身で友達を作るべきだよ。なぜなら、あなたはリカルドを演じるのが下手すぎる」と、優しく諭してみた。私の感覚で、偽リカルドは「子供のいたずら」のように感じたのだ。

「僕はダニエルだ」と非を認めない。

「わかったよ、ダニエル。君の苗字は?」下の名前はダニエルと信じてあげようと思った。  ラブライブ!コラボキャンペーン

「君の言いなりになんかならない。君が不快に感じているなら、もうコミュニケーションをとる必要はない」

結局彼は、肝心なことは答えられないのだ。ここまで来てもリカルドであると主張する。仕方がない追い打ちをかけることにする。「どうやって本物だって証明するの?F1ドライバーの公式アカウントから連絡が来るけど、残念ながら公式アカウント以外から来たのは、あなたが初めてです。私はあなたがどのように話すかをチェックしていました。しかしあなたはリカルドと全然違う。あなたが本物だと言い張るのなら、一度ダニエルリカルドの公式アカウントから、メッセージを送ってくれますか?もしあなたが本物なら、笑って、簡単にできることです」

「公式アカウントを使えないこと」がこの悪ふざけの最大の弱点であり、世間に通用しないことを教えようとした。もう諦めてやめて欲しい。

「証明する方法はない。君が僕以上に僕のことを知っていると感じているのなら、それは素晴らしいことだ。君が不快に感じるのなら、僕たちはもうコミュニケーションをとる必要はない。これはあくまで感謝の気持ちです。素敵な1日を」

このリカルドはよく使うフレーズを登録しているのだろうか?何度も同じフレーズを使いまわす。もっと必死に抵抗しろよ…

「君がリカルドになる必要はないんじゃない?君の目的が何だかわからないけど、チャット友達が欲しいのなら、本当の君と続けてもいいんだよ。君はリカルドのファンで、憧れているんでしょ?私も同じだ」と、実際、偽物とわかってモチベーションは下がったものの、実践的な英会話の勉強をするにはもってこいであった。彼が詐欺であるのなら、作戦大失敗。もう返事はこないだろう。しかし、ただのなりすましでスーパースターのような快感を得たいだけの悪戯なら、私の諭しに耳を傾けるだろう。

返事は「Have a good day.」であった。

「OK。友達になれるかと思ったけど、残念だよ。日本で会えることを楽しみにしている。ダニエルリカルドは、世界で一番素晴らしい人だ」と、最後にリカルド愛を送ってみる。

「ダニエルだ。お褒めの言葉ありがとうございます」

これが彼の最後の言葉であった。リカルドらしく真摯な締めくくりである。

「どういたしまして。ホンダのイベントに会いに行くよ。その時、君が私のことを覚えていてくれていることを期待している」もちろんホンダのイベントはない。もちろんリカルドに「チャットありがとう」と言っても不思議な顔をされるだけである。・・・最終ページに続く

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