【実録】ダニエル・リカルドになりすました『国際ロマンス詐欺』に引っかかり恋愛感情を揺さぶられた話。騙されたとわかった以上騙し返してやる（泣）

リカルドが作成している[private chats]というスペースでやりとりが始まる。

私がリカルドとチャットをする上で、一番心配していたのが「彼の英語を理解できるだろうか」ということだった。このF1SNS日本語訳.comでは数々のSNS上の話題やグランプリ毎のドライバーズコメントを翻訳して、掲載している。その中でもリカルドは訳しにくいドライバーTOP３に入る程、独特の言い回しをするのである。「なんだよこれ、日本語にできねーよ」と頭を抱えたことが何度もあった。ちょうどリカルドが「今日何してたの？」と聞いてきたので「英語の勉強してた。まだまだ流暢には話せなくて」と伝えて「あんまりへんな言い回ししないでね」とテレパシーを飛ばした。

チャットの文面がリカルドの声となって聞こえてくる・・・この時点で信頼度は９０％に上がっていた。そこから質問タイムが始まることとなる。しかし残り１０％の警戒心が働き、職業、年齢など、IDに関わる個人情報は、嘘をついている。「会った時に嘘がばれる」という不安を抱いていたが、私も本人に直接会うまでは「本物」という確証は持てない。リカルドは今故郷のパースにいるはずだが「今どの国にいるの？」と聞いてみた。「ごめん、プライベートなことはちょっと…」と断られ「あ！ごめんね」と、そうだよね。そんなパパラッチみたいなことをしてスマンと反省をしつつ、彼にする質問内容は気を付けようと思ったのである。機嫌を損ねてチャットから離れてしまうことだけは回避したい。とりあえず、一番教えて欲しいのは「今年鈴鹿に来る？」ということだ。すると「時がたてばわかるよ。願わくばね」と。リカルドらしい返事の仕方ではないか！教えてくれよー。もしくはまだ言えないのか？それとも決まってないのか？すると「君は日本に住んでいるの？」と質問された。　お名前.com

「え・・・？」あれ、違和感。手紙を読んで返事くれたなら私が日本人ってわかるような。でも会った時も英語でしゃべったから、日本人であるかどうか、欧米人にはわかんないか。とまた都合の良いほうへ解釈した。　ラブライブ！コラボキャンペーン

「日本なら、もう遅い時間だね。僕もちょっと忙しくしないといけないからさ…楽しいチャットだった」と終わりを告げるメッセージが来た。仮想通貨の話は出てこなかった！この時点で私は９９％本人だと思い込んでいる。なんだったらリカルドのファンサービスはすごいと、以前より彼のファンになっている。「また連絡していい？インスタグラムにメッセージしたらいいの？」と聞くと「ここにメッセージを残してくれたらいいよ。またね」と、彼は去っていった。楽天市場

「きっと彼はもう戻ってこないだろうけど、夢のような経験をさせてもらった」と、先に登場したＦ１友達にも報告をし、もし万が一にでもこのままチャットする仲になったら、日本人の友達になれるんじゃないか。何だったらレッドブルのガレージとかにゲストパスで入れてくれるんじゃない？と、それを目標に、目指せお友達作戦を企てるが、最終的に私は彼の子供を産むことになる。４ページ目に続く。