セバスチャン・ベッテル、最後のファンミーティングでの質問で「鈴鹿でやってみたいこと」を話す

アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは今週末のアブダビGPを最後に引退し、4度のワールドチャンピオンと53勝を記録した偉大なF1キャリアのひとつに終止符を打つことになる。

ドライバーやチームのボスたちは、F1ドライバーとしての活動に終止符を打つベッテルを温かく迎え入れ、アストンマーティンに移籍するフェルナンド・アロンソは長年のライバルに敬意を表してベッテルのカラーをあしらったヘルメットを被っている。

ベッテルは自身のキャリアについてファンからの質問に答え、F1時代における最も重要な面を挙げた。「私は運転に大きな情熱を持っているので、情熱が1つです」と述べました。 お名前.com

「チームという環境での仕事には、スピリットがある。このクルマの速さは、信じられないほどだ。競争は、明らかに僕だけのものではないからだ。他のドライバーや他のチームと戦っているわけだから、勝つための大きなモチベーションになるんだ」

「満足感、これらのマシンをドライブしているだけで、いつもハッピーになれるし、いつも満足している」

さらに、逆走に挑戦してみたいサーキットを尋ねると、彼の答えは速くて明確なものだった。「鈴鹿。右回りでこれだけいいんだから、左回りでもいいに決まってる」

F1参戦以来、世界中のファンと交流し、長い時間をかけて築き上げた絆や、彼らのモータースポーツへの思いが、レースウィークエンドでの自身やチームの活動にどのように反映されているのかについても語った。ファンとの思い出は、「印象的なもの、クレイジーなもの、そして本当に素敵なものばかりだった」と説明する。

「僕らがチームとしてやっていること、スポーツとしてやっていることに、人々がどれだけ刺激を受けているかを知ったとき、彼らの感情やスポーツに対する情熱を目の当たりにして、僕らが持っている情熱と非常に似ていると思ったんだ。そして、その瞬間に出会った人たちがどれだけ特別な存在であったかを感じることができるのです」

ラストレースを迎えて、様々な質問の場面で「鈴鹿」という言葉を口にしているセバスチャン・ベッテル。楽しい、興奮する、悲しくなる、そこで思い出す特別なサーキットであった。日本人のファンもみんな心から「ありがとう」と思っているはず。ぜひ、日本に戻って、逆走の企画も実現して欲しい。

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(参考:At The Bar)

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