ダニエル・リカルドは、ピエール・ガスリーのアルピーヌへの移籍が確認された後、2023年シーズンのグリッドに乗らないという「現実」を受け入れた。
リカルドはただの人数合わせの為だけにF1に参戦したくはないと言っており、かといって他のカテゴリに行かないことも話していた。アルピーヌという4位のコンストラクタのチームに戻れない以外となると、ハースかウィリアムズしか選択肢がない。実際ハースのボス、ギュンター・シュタイナーはリカルドに早々にラブコールを送っていて、「もしこのチームのシートで走りたいのなら、ダニエルから電話がかかってくるだろう」と話していた。
しかし、まだハースやウィリアムズのシートが空いているにもかかわらず、日本GP期間中に本人が「来年はグリッドにいない」ことを明らかにした。ガスリーのアルピーヌ加入を受けて、本人が下位チームに行くつもりはないことを伝えた形となった。
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— Formula 1 (@F1) October 8, 2022
彼の焦点は2024年にあると示唆した。ガスリーとアルピーヌの契約については「ガスリーのニュースと、彼らが話していること、そして非常に興味を持っていることは知っていたので、それは驚くことではないと言えます」とメディアに語っている。 「僕たちは自分たちの道を進み、次に何をすべきかを理解しようとしていました。2023年にグリッドに立てないという現実から、今は2024年に向けて準備するだけだ。そのときにはもっといいチャンスがあると思うし、それが今、すべてが確認されたことだ」
しかし、リカルドが完全にスポーツから離れるわけではなく、リザーブドライバーとしてメルセデスに移籍する可能性はますます高まっている。メルセデスはアルファタウリでガスリーの後任としてニク・デ・フリースを起用し、新たなリザーブドライバーの獲得に動いている。 お名前.com
しかし、ジェンソン・バトンはリカルドにその選択肢を取らないようアドバイスし、リカルドのような能力のあるドライバーがその役割から何かを得られるとは思えないと述べた。「彼のような優秀なドライバーがサードというのは、とてもとても奇妙な状況だ」とバトンはSky Sports F1 で語った。
「彼がサードドライバーであることから何を得るのか、僕には分からない。彼はヤングドライバーではないから、来年のレースウイークエンド(フリー走行)でクルマを運転することはできないのに、ヤングドライバーでなければならない。だから、彼は何も得られないだろうね」
リカルドは、自分の将来について急いで整理する必要はなく、時間をかけて自分にとって何がベストなのかを考えていくと語った。 ラブライブ!コラボキャンペーン
「自分にとって何がベストかを見極めるために時間をかけているところだ」と彼は日本グランプリ週末のドライバーズ記者会見で語った。「急ぐ必要はありません。何かにすぐに署名しなければならないというプレッシャーは感じません。適切な時間を取りたい。グリッドに戻るための最初の契約にサインするつもりはない。シーズンを続けていけば、自分にとって何がベストなのかが明らかになるだろう」
下位チームでもレギュラードライバーで居続け、そこでリカルドの本来の実力を発揮し「終わっていない」ことを示した方が復活への道が開けるのではないかと思われるが、彼は席が空きそうにもないメルセデスに加わり、ハミルトンが引退するのを待つつもりだろう。一気にメルセデスへジャンプアップを期待しているのかもしれないが、その時に目ぼしいジュニアが出てきたら、リカルドではなくトト・ウォルフは若手にチャンスを与える可能性のほうが高い。実際メルセデスのリザーブに加わったストフェル・バンドーンも、F1でレースの機会は与えられていない。
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