ダニエル・リカルドが、マクラーレンの2023年のシートを失ったことが正式に発表された。セバスチャン・ベッテルの引退から始まり、フェルナンド・アロンソが夏休みに入ってすぐにアストンマーチンに移籍することが発表され、オスカー・ピアストリのアルピーヌで走らない発言が起こり、巻き添えを食らったリカルドであったが、少なくとも4チームがリカルド獲得に動いており、その影響はまだ契約をしていない若手ドライバー達にも及んできそうだ。
ESPNの報道によると「ザック・ブラウンが幸運だったことは、リカルドというリーダーシップのある人材の元にも関わらず、勝利活動をすることができなかったという厳しい質問をされなかったこと」と述べており、リカルドを追い出しF1で走ったことはないオスカー・ピアストリにシートを与えたところで、パフォーマンスの低いクルマを提供していたことには変わりはなく、痛みを伴ったままあと数年は中団で戦うことになるという見立てです。
リカルドはF1ファンからの人気も高く、F1にとってかつてないほど活況を呈しているアメリカ市場で特に人気のあるドライバーと言われています。モータースポーツファン以外での知名度も高く、リカルドにリンクしてスポンサーが付き、マクラーレンのブランドに驚異的に貢献しました。残念ながら、ピアストリはモータースポーツファン以外には知られておらず、その差は埋められそうにもありません。 お名前.com
才能のあるドライバーの1人として、市場価値は高いままであり、ESPNによると現在確認できているだけでも4チームがこの2週間でリカルドに連絡を入れていて、現在ドライバーズマーケットで1番人気のドライバーになっています。
ハース代表のギュンター・シュタイナーはハンガリーGPの前にリカルドに電話をかけ、ミック・シューマッハとの契約が今年で終了するので、その後のシートを引き継ぐ気がないか打診したと報じられています。リカルドがこのアプローチをどれだけ受け入れたかは不明だが、確かにいくつかのポジティブな点があり、ハースが昨年とは比べ物にならないほど飛躍していることと、フェラーリエンジンであることから、大きな賭けではあるものの、再度活躍できればフェラーリへのルートを見つけられる可能性があること。そしてナンバーワンになれるかどうかはわからないが、ランド・ノリスと共にマクラーレンに残ってもセカンドドライバーになるのは確実だったので、ケビン・マグヌッセンを相手にナンバーワンの地位を獲得できるかどうかの挑戦はできます。しかし、財政問題を考えると、間違いなく今までより小さな契約を受け入れなければならず、このチームでキャリアを終わらせるとなると、将来ワールドチャンピオンになるという考えを放棄しなければならないでしょう。マクラーレンより下のチームだとしても、マグヌッセンやバリテリ・ボッタスの移籍のように、想定外の喜びを得られる可能性はあります。
もう1つはウィリアムズで、ハース同様、リカルドがまだ市場に出ている間は、どちらのチームも別のドライバーと契約する可能性は低いと報道されています。もう1チームは公表されていませんが、2023年のシートが空いているのはアルファロメオとアルファタウリのみなので、アルファロメオからのラブコールであることは想像ができます。
最終的にアルピーヌの席におさまる可能性が高いと言われていますが、ピアストリはアルピーヌとマクラーレンの間の綱引きの真っ只中にあり、彼の将来は来週FIAの契約承認委員会によって決定される。アルピーヌと契約発表するにも、まずはピアストリ問題の結果を待つしかなさそうです。
(参考:ESPNF1/写真@maria_mclaren4)
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