レッドブルにセルジオ・ペレスが契約したため、ピエール・ガスリーはレッドブル傘下から出るのではないかと予測されていたが、アルファタウリに残留ということになりそうだ。
尚、こちらの情報はSKYSPORTSF1が報じており、ほぼ間違いがないと思われており、現在わかっていることは2023年はアルファタウリで走るということをフランツ・トストが認めている。
実際現在移籍しても、トップチームは埋まっており、中団チームでもアルファタウリ以上のチームに空きがない。

レッドブルを除外した際のガスリーの大本命は「ハミルトンが引退した後のメルセデス」と言われていて、昨年末の最終戦以降、そして今シーズンの苦戦もあり引退説が度々囁かれていたが、ハミルトン自身はやるきを見せているし、実際に契約があり、その引退説にあやかることはできなさそうだ。そして実際にトト・ウォルフは「(ガスリーを含む)全てのドライバーに、シートの空きはない」と宣言した。これはダニエル・リカルドがレッドブルで最後の年を迎えた時にも同じようなことをしており、当時のメディアが「メルセデスとフェラーリ、どっちに行くの?」と盛り上がってしまった為、トトがスマートにその可能性を潰したのであった。
そうなると、ベッテルが今年引退する可能性があると言われているアストンマーチン説が有力であるが、ベッテルの最近のコメントでは「契約に関しては今話すことではない」としており、あくまで今はチームとクルマのパフォーマンスを引き上げることに焦点を当てている。また、開発中のアップグレードにかなり期待を寄せており、シーズン序盤は厳しい状況だったものの、少しづづ復活の兆候を見せている。アストンマーチンに決めるとしても、そもそもベッテルの決断はシーズン後半になるのは目に見えているし、ガスリーはそこまでは交渉のテーブルにつくことすらできない。引退しなければ話はなくなる。また、アストンマーチンがアルファタウリの格上というわけでもないので、そこまで待つ価値があるかどうかも疑問である。

そうなるとアルファロメオという考えもなくないが、周冠宇のパフォーマンスはよく、チャイニーズマネーに勝てそうにもないし、ウイリアムズでアレクサンダー・アルボンと入れ替わるのも望んでいないであろう。
タイミングを1年ずらして検討して、虎視眈々と空き具合を見ているのかもしれない。
マクラーレンに狙いを定めたという説もあり、もちろん空きがあるなら行きたいところだが、リカルドは2023年まで契約があるので、1年ずらす必要がある。

尚SkySPORTSが報じたことで、多くのコメントが寄せられ、「ガスリーは素晴らしいドライバーだから、アルファタウリを出てレッドブルと縁を切った方がいいけど、行き場がないよね」というのがほとんどの意見であった。
追加情報が入れば更新していきます。


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