アルファタウリのピエール・ガスリーと角田裕毅はモナコがお気に入りのトラックみたい。特別なコースにどう挑むのか、チームが2人のコメントを公開。
■角田裕毅
「スペインは厳しい週末でした。思い通りにクルマを動かすことができず、ペースはありませんでした。予選では、自分ができる限りクルマを最大限まで引き出したと思いますが、十分ではありませんでした。レースは長く、暑い日曜日の午後だったので、1点を獲得できてとても嬉しかったんですが、それは私たちが望んでいた場所ではなく、今はモナコでもっと良い時間を過ごせることを願っています。
昨年、初めてのモナコの週末は非常に困難で、理想的ではなかったことを覚えています。Q1を抜けることができず、16位からスタートし、そのままフィニッシュしました。今回は2回目、セッション全体でのスピードの上げ方もよくなるでしょうし、集中力を維持させて、最終的にはQ3に入り、何ポイントかを獲得することが目標です。トラックは非常にユニークであり、このトラックではエラーがはるかに高くつくため、ミスをしてランニングタイムを失うわけにはいきません。
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しかし、他のレースと比べて週末へのアプローチを大きく変えるつもりはありません。実際、今年の新しいフォーマットでは、他のすべてのレースと同様に金曜日から日曜日までイベントが開催されるため、集中力を維持し、勢いをキープしやすくなるはずです。このレースでは、予選での1周のパフォーマンスに集中する必要があり、良いグリッドポジションの獲得が非常に重要です。モナコは素晴らしい伝統的なサーキットの1つであり、他のトラックと比較することはできません。たとえレースが現代のトラックのものと非常に異なっているように見えたとしても、それは決して退屈ではありません。追い越しは難しいですが、一般的にはとてもエキサイティングなイベントです。」
■ピエール・ガスリー
「バルセロナはチームにとって難しい週末でした。FP3を逃したので、予選の足を引っ張り、別のことを試したもののうまく機能しませんでした。正直なところ、週末ずっとペースがなく、早い段階でフロントウィングのダメージを受け、その後はクルマの運転が非常に困難だったため、レースになりませんでした。改善するために何ができるかについては、すでにいくつかのアイデアがあり、今週モンテカルロで開始できればいいなと思っています。
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モナコはF1において歴史的かつ象徴的なもので、全世界がモナコグランプリを知っており、レースの初期の写真を見ても、このサーキットがほとんど変わっていないことがわかります。セッティングと難しさがドライバーの力量を証明することで有名です。レース自体は、一年のカレンダーの中でも1番エキサイティングではないこともありますが、ドライバーの難易度の点では、一年で最も難しいレースの1つです。
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このサーキットで限界を超えてドライブするには最大限の集中力が必要であり、それは本当にチャレンジであり、本当に面白い。あるセッションから次のセッションへと大きく進化する非常に複雑なトラックが好きです。ギリギリのところにいてバリアからわずか数ミリメートル。それによって本当のアドレナリンがみなぎります。今年のクルマは非常に幅が広いので、追い抜きほぼ不可能かもしれません。しかし、ドライビングの観点からは、お気に入りのトラックで、間違いなく私のトップ3の中に入ってます。フランスGPは私の本当のホームレースですが、当然モナコにはフランスからのたくさんのファンの応援があって、このレースとイベント全体の雰囲気にはまるで魔法のような感じがあります。」
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