「ノリスの契約に動揺はない」と語るリカルドだが、契約延長の話は今のところなし→状況をまとめてみた

ランド・ノリスが高サラリーのダニエル・リカルドを超える契約金で長期契約を結び直したことで、立場が危うくなったと噂されているリカルドだが、本人は気にしているそぶりはない。

チーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、チームが再びワールドチャンピオンに輝くために一貫性と継続性が必要であることを挙げて、チームをトップへと導いてくれるノリスと再度契約を結び直した。9ヶ月前に締結したばかりだったが、トップチームが獲得に動き出していることから、内容を改善してより良い条件を提示した。

詳細は:ノリス側の巧みな交渉が契約を有利に動かした。マクラーレンがランド・ノリスの再契約を急いだ理由

一方、リカルドは、2021年の初めにマクラーレンに加入した時に3年間の契約を結んでおり、その内容をそのまま維持していて、これまでのところ、それを延長することについて話し合ったことはない。

リカルドは、マクラーレンがノリスを中心にチームを構築し始める可能性については懸念していないようだ。

ラブライブ!コラボキャンペーン

レッドブル時代、マックス・フェルスタッペンとチームメイトだった頃、フェルスタッペンとレッドブルには様々な「最年少記録」がかかっていた。2018年メキシコGPで、フェルスタッペンが「F1史上最年少のポールシッター記録」がかかっていた時に、リカルドが逆転ポールを獲得し、「僕もレッドブルのドライバーなのに、彼らは喜んでいなかった」ことを告白している。パワーユニットもリカルドに内緒でフェルスタッペンだけにアップグレードしたものを投入したり、リカルドのクルマのみにトラブルが起きて「呪われたクルマ、もう出場しない」と言い出す程リタイアに追いやられたりと、とにかくチームはフェルスタッペンという若き人材をスタードライバーへと導くことに集中しだし、実力では負けていない、トラブルでリタイアしなければむしろ勝っていただろうリカルドには不遇な1年を過ごしていた。

お名前.com

レッドブルはリカルドにチームに残るように説得し、契約を更新したというファンに向けてのメッセージビデオまで撮影したにも関わらず、ルノーと契約した。決別の理由は、当時に起きていた様々なことを総合的に判断してというところなんだろうが、このフェルスタッペン優先のチーム体制が強化されることを嫌ったというのも原因の一つと言われている。

ノリスの契約の話が出た時に、マクラーレンが彼をナンバーワンドライバーとして扱うつもりではないかという話が出た。そしてそれは、リカルドにとって、過去にレッドブルで経験したことが繰り返される可能性があるということを示唆した。

詳細は:ランド・ノリスの契約金は最大9400万ドル(108億9981万円)との報道。ナンバーワンドライバー説で浮上したリカルドの契約問題

【F1を最安値で見るならこちらからお申し込みを】→フジテレビONE・TWO・NEXT

コメント