3分で読める!今更聞けない、セナプロ対決ってどんなんだったの?Part4【1989年チャンピオン決定戦鈴鹿】

セナは失うものがないから強引で、仕掛けどころが悪いように見えたと分析されている。一方で、プロストの防御は誰の目にも故意だとわかる。タイトルがかかるレースで、プロストも譲るわけにいかない。レース後プロストは「今回は譲らないと言ったはずだ。これまで僕が道をあけてやったから、クラッシュから間逃れていた。セナはテクニックもありスピードも素晴らしいけど、ドライビングが強引すぎる。あんなドライバー、もうひとりいたら毎回事故がおきてしまうよ」とメディアに語る。

セナは今回もプロストが接触を避けて譲ってくれると甘くみていたのかもしれない。

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他のドライバーからも「あのプロストがミスして誰かにぶつかったことなんかないじゃん」と。そんな理由からも故意にしたのは間違いないという見解だった。

プロストは前の周と同様に走り最善の防御策をとっただけで、セナの短期な性格が敗因だったという見方が多く、セナの身勝手な行動を非難する声が多かった。

チームからしたら、フロントローの2台がこんなことになって、残念ではあるが、先に述べたように、マクラーレン・ホンダとプロストの仲は悪化しており、フェラーリに移籍することも決まっていることから、チームに残留するセナを勝たせたかったマクラーレンは、この判定を不服として控訴する。

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クラッシュして、プロストがチームのガレージに戻らずFIAの所に行ったことが、関係の悪化を証明しているが、プロストからしたらせっかく自分がチャンピオンになったのに覆そうとするチームに苛立つわな。FIAのバレストル会長がフランス人で、プロストと同郷で、今回の判定にはそれも関係していると推測されている。公平な判断ではなく、プロストに有利に働くように話し合われたとセナサイドは見ていたようだ。ドロドロがたまらないですね。

セナはそのことを恨んだまま、1990年シーズンを迎える。いよいよラスト、Part5ではマクラーレンのセナVSフェラーリのプロストについてさくっと説明する。

3分で読める!今更聞けない、セナプロ対決ってどんなんだったの?Part5【1990年マクラーレンVSフェラーリ】はこちら

 

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