クリスチャン・ホーナーは、角田裕毅がレッドブルで困難なスタートを切っているにもかかわらず、セルジオ・ペレスよりもマックス・フェルスタッペンに「実際は近い」と主張している。
角田はレーシング・ブルズに在籍した2レースで3ポイントを獲得し2025年シーズンを良いスタートで切ったが、レッドブルでは8レースでわずか7ポイントしか獲得できなかったため、「期待外れの成績」「レッドブルはオフシーズン中にセルジオ・ペレスを解任すべきではなかった」という意見が増えている。

レッドブルはコンストラクターズランキングでカナダGP終了時点では162ポイント、4位につけており、そのうちフェルスタッペンの155ポイントを除けば、ランキング最下位に転落する。2台のマシンの著しい差が浮き彫りになっている。しかし、6度のコンストラクターズチャンピオンに輝いたチームにとって、それが永遠の課題となっているようだと指摘されると、ホーナーは「フェルスタッペンの優れた能力が、ドライバーたちのパフォーマンスを低下させている主な原因」であると主張した。

「過去5年間の車の開発方法を見ると、常に最速のマシンを生み出すために必要な情報と向き合っている」と彼はSky Sports F1に語った。お名前.com
「速い車は時に運転が難しい車になるが、マックスはその車の性能を最大限に引き出せる非常に鋭い能力を持っている。」

また、後から考えると「ペレスがかなり妥当に見える」ことや、ローソンと角田がフェルスタッペンから「少し離れている」ことも問われているが、ホーナーはこれを否定した。

「エミリア・ロマーニャGPの予選での大事故が、彼のRB21の開発を制限し、大きな代償となった」ことを強調した。「ユウキが入ってきて、まずまずの足取りをつかんでいた。イモラでのアクシデントが彼の自信に影響を与えたと思う」

「しかし、我々が見ている指標からすると、彼は実際にはマックスに近づいている。もう少しの時間と自信があれば、パフォーマンスはついてくるだろう」

角田は現在2026年のレッドブルの候補には入っていない趣旨のコメントをクリスチャン・ホーナーがしていたが、一方でレーシングブルズのシートが確実視されているアービッド・リンドブラッドは今季FP1でレーシングブルズから2回の出走が予定されていると報じられた。

リンドブラッドが良いパフォーマンスを見せた場合、アイザック・ハジャルがレッドブルに昇格し、レーシングブルズには期待の新星がF1デビューするという見方が強まっている。後釜候補が出てきた以上、角田の2026年のシートの行方は彼自身のパフォーマンスにかかってくる。

(参考:RN365)ラブライブ!コラボキャンペーン
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