レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは、チームがコンストラクターズ選手権で優勝を逃すことの責任を角田裕毅に負わるようだ。

マルコは「コンストラクターズで優勝する可能性はもはやない」理由として角田裕毅を非難した。もちろん、RB２１が操作しにくいマシンであることをわかっているF1ファンは、リアム・ローソンが（わずか２戦ではあるが）適応できず、角田も同じ状況であることを見て、優勝できない理由の全責任が角田にあるわけではないことはわかっているはずだ。

【正式発表】角田裕毅が日本GPからレッドブルドライバーへ。残りの2025年シーズンを務める。リアム・ローソンはレーシングブルズに降格

長らく噂が流れていたが、ようやく正式発表が出た。決定は下された。火曜日にドバイで開催されたレッドブル主要株主による緊急会議で決定されたもので、角田のスポンサーであるホンダが今回の契約にも数億円から数十億円でシートを買い取るという形で関与した...

スペインGP終了後、レッドブルは144ポイントでコンストラクターズランキング4位につけており、首位のマクラーレンとは218ポイント差となっている。これはセルジオ・ペレスが苦しんだ２０２４年シーズンと同じような状況だ。フェルスタッペンが4年連続でドライバーズタイトルを獲得したにもかかわらず、コンストラクターズランキングではマクラーレンとフェラーリに負けた。

「コンストラクターズ選手権では、総合優勝はすでに諦めた。もうチャンスはない」とマルコはスピードウィーク誌のコラムに記した。

「もちろん、これはセカンドドライバーのせいでもある。角田裕毅はまだゆっくりとしか調子を上げていないからね…」

「角田は過去3レースで世界選手権ポイントを1ポイントしか獲得していないが、それは明らかに満足できるものではない。」

ヘルムート・マルコ「ユウキは将来ナンバー１ドライバーになる」と絶賛。「マルコに会うのが待ちきれない」と角田裕毅。レッドブルでの良好な関係を示す

角田裕毅は日本GPでレッドブルデビューを果たす予定であり、このニュースはクリスチャン・ホーナーから直接伝えられたことを明かした。しかし大々的なプロモーションにもかかわらず、ヘルムート・マルコが初めて何も言ってこなかったことを角田は明らかにし...

イモラでのクラッシュの影響で、「角田がフェルスタッペンと全く同じ仕様の装備をしているわけではないにも関わらず、フリー走行ではフェルスタッペンからわずか0.1秒遅れているだけだ」とした上で、「しかしその期待が膨らむと、状況は悪化しプレッシャーに苦しんでいる」と強調している。

【F1バーレーンGP】レッドブル角田裕毅「Q３に進出するのは難しい」

バーレーンGPのFP2セッションでは、角田裕毅はチームメイトのマックス・フェルスタッペンと大きな差がついた。角田はこの週末を「かなりめちゃくちゃ」と表現し、レッドブルとのコミュニケーションミスを嘆いた。特にFP2では１８位にとどまった。　「...

「残念ながら、イモラでのクラッシュで新しいアンダーボディとその他の新しいパーツを破壊してしまったため、現在はマックスと同じセットアップで走っていない。これは時間的な制約によるもので、新しいアンダーボディの完成には少なくとも3週間かかります。カナダで新しいパーツが彼のマシンに確実に装着されるよう、私たちは懸命に取り組んでおり、うまくいくと期待しています」

「しかし、それが決定的な要因ではありません。深刻なのはユウキがフリープラクティスでコンマ1秒遅れをとることが多く、予選になるとその差が広がることです。」お名前.com

「するとプレッシャーがかかり、彼はそのプレッシャーに苦しむ。さらにマックスのようにすぐに適応できない。マックスは慣れる期間など必要としない」

マックス・フェルスタッペン、角田裕毅のレッドブルF1への昇格は「彼のキャリアを台無しにする可能性がある」と反対。クリスチャン・ホーナーの画策に懸念か

マックス・フェルスタッペンは、リアム・ローソンと角田裕毅を代えるというレッドブルの決定に不満を抱いていると報じられた。デ・テレグラフ紙によると、フェルスタッペンはレッドブルの管理状況に満足していないという。「レッドブルの経営陣が、わずか2レ...

角田が現在抱えている問題を指摘しているが、レッドブルは今年、これ以上のラインナップ変更は計画していないと主張した。日本GP前に決められたこの計画は、当初より今シーズンはシートを確保する契約であり、常に交代説の噂は流れているが、そこは心配する必要はない。

ホンダから角田裕毅へのサポートと期待は巨額！レッドブルのシートの獲得の為に、数億～16億円程度の「追加の支払い」でチームと合意か

チームジャパンの総合力は金額というわかりやすい物差しで驚く以上であった。De Limburgerの報道によると、パワーユニットを供給するホンダは角田のレッドブルのシートを保証するため、レッドブルに1,000万ユーロ（約16億2000万円）を...

「ユウキに関しては、マシンはまだそれほど完成度が高くなく、トラブルを抱えている。もちろん、後方にいるときはいろいろと試す必要があるので、常に何らかの調整作業が必要になる」と彼は語った。

「彼にはもっと時間が必要だ。シーズン終了までマシンに乗っていられるから、時間はある」　ラブライブ！コラボキャンペーン

マルコの発言は常に波紋を呼び、アイザック・ハジャルがその活躍から「次のレッドブル候補」と言われているが、現在多くのジャーナリストが「ハジャは自身のキャリアの為に、レッドブルの昇格を断り続ける必要がある」と語り、若き才能を潰さないために、カルロス・サインツのようにレッドブルグループから抜け出すことをすすめている。