EXPO2025 大阪・関西万博、行ってきました。ほとんどの方がパビリオンかイベントの抽選予約をすると思いますが「全部外れたー」という声もかなりききますので、この手の抽選や懸賞によく当たる私が実際にしてみて当選した方法と、予約すべきパビリオンや、3日前と当日の空き枠予約についてお伝えできればと思います。
予約は公式HPの「マイチケット」からできます。初めて万博に行かれる方向けに私の体験談をベースに書いています。ちなみに万博チケットも懸賞で当てました!※ただし、当選を約束する訳ではなく、あくまで一つのコツです。参考程度にご覧ください。
予約時の検索画面で、検索BOXには何も入力せずに「検索」を押すと、一覧が出てきます。「すべて」「パビリオン」「イベント」の3カテゴリ別に検索できるのですが、まずは「すべて」で設定されています。「こんなイベントもあったの?」ということもあるので、全て見てから、候補を絞りましょう。
パビリオン・イベントの予約の種類
まず大前提として、パビリオン・イベントの予約はチャンスが数回あり、抽選で「来場2か月前/7日前」の2回、空き枠のみ先着順で来場3日前、当日入場10分後(その後パビリオンを消化すると再度当日予約ができる)というものがある。要するに、公式サイトからは最大4つのパビリオンの予約を保持できるということだ。
尚、パビリオンの予約は時間単位で区切られている。ほとんどが数十分単位と細かく分かれていて、その中から希望の時間で選ぶ。午前の部、午後の部といったパビリオンもある。
仮に、どこかのパビリオンを10時で予約できた場合、その次の予約では10時前後のパビリオンは予約できない。入場予約時間直後も予約できない。物理的に間に合わないからだ。
1度の抽選で第5希望まで入力できますが、当選するのは1つのみ。
貴重な抽選予約に当選するコツ
この中で大切なのは「来場2か月前/7日前」の抽選予約となる。人気のパビリオンはここで当選しないと行けない。空き枠などに出てくることはほとんどないからだ。
倍率が高いことが予想されるので、私もどうやったら当選確率が上がるか調べてみた。開幕前、あるサイトでおすすめしていたのが「なるべく多くのパビリオンを回るためのコツ!として、抽選は午前中で予約した方がいい。次々と予約したパビリオンを消化した方が当日予約できる回数が増えるからだ」というものだった。
私も当初、入場したらまず予約しているパビリオンに行って、消化した後に次々と当日予約でパビリオンを回るのが楽だよね。と考えていた。
しかし、本当にそうだろうか…と疑問が生じた。まぁ開幕前の机上の空論説ですから、仕方ありません。実際に足を運んでみてわかりましたが、そんなに都合よく希望通りの当日予約なんてできません。

抽選というものは、倍率の高いものほど外れる可能性が高い。おそらくほとんどの方が前述のような考えをするだろう。それに万博の時間帯別・入場空き状況を見るといずれの日も朝9時OPENが一番混んでいるのだ。
朝に行く人が多いのだから、「まず午前中にパビリオンの予約をしよう」と思うのではないだろうか。
私が来場予約をした日は、既に2か月を切っていたので、残念ながら貴重な1回は逃しており、7日前予約の抽選からしか参加できない状態であった。貴重な1回、もし欲張って外したら、どこのパビリオンの予約もない状態に。それだけは避けたい。抽選予約のパビリオン・イベントと時間は、締め切りまで何度でも変更できる。私は日本館が第一希望だった(火星の石を見たかった)。当初午前中で抽選予約の申し込みをしていたのだが、「倍率が低そうな時間」に変更した。いずれにせよ、閉園までいるつもりなのだ。自分が滞在している時間帯で、日本館に入れるのならば、何時でもいいではないか。
予約時間を17時に変更し、無事に当選したのであった。おそらく日本館は人気で抽選も殺到していたと思うので、午前中や午後一番だと外していたかもしれない。ほとんどの人がするであろうという心理行動の逆をつくのが、当選のコツなのです。
※実際の倍率は発表されていませんし、午前中であっても当選している人はいるので、そのような方からしたら「は?午前中でも当選してるし」と反論されそうですが、それは当選した人だからできる発言なのです。私の場合も同様で、この方法で当選したから発言しておりますが、外れる人もいるわけなので、「確実に当選します」ということではないことをご理解ください。
私の周りもほとんどの人が「2か月も前に予定たてられない」ということで、来場予約は割と直近になってから。貴重な2ヶ月前抽選を逃しており、7日前抽選の1回にかけている状態。7日前抽選では、来場予定者の大多数がチャレンジしていると思われるため、2か月前抽選よりも倍率が高いことが推測できます。午前中や午後一番にパビリオンの予約を入れたいのなら2か月前抽選で挑戦してみることをおすすめします。
空き枠先着順!来場3日前予約
7日前抽選で外れたパビリオン・イベントを3日前予約で確保できることはほぼ不可能です。だったら外れていない。もちろん抽選時と違う時間帯で「空き枠があれば」出てくるのでしょうが、コツは先着予約ができる来場予約日の3日前の午前0時と同時にアクセスすること。先着順なので、がある程度候補を絞っておいて、見つけたらすぐ予約しましょう。予約可能かどうかは「〇」「△」「×」で表示されます。ほとんどが「×」なので、期待しないでおきましょう。私が行きたい候補のパビリオンは全て「×」。また「△」であっても、クリックした瞬間にはもう誰かに取られて、予約できなくなる、争奪戦が繰り広げられます。
予約画面を見て感じたのが、遅い時間帯ほど残っているということ。私はかろうじて、14時代のタイ館を見つけて、トムヤムクン目当てで予約をしました。
正直、選択肢が興味のないパビリオンのみで、夜間帯でしか空きがないのであれば、もう予約などしなくても良いと思います。なぜなら、夜は場内の人も落ち着いており、比較的スムーズに入場できるからです。夜こそ行きたいパビリオンに行くチャンスだし、水上ショーやプロジェクションマッピング、ドローンショーなど、様々なイベントがあるので、あえて興味のないパビリオンに行く暇などないのです。これは当日予約も同様です。
当日入場10分後予約
3日前予約と同じで、空き枠があれば予約できる。こちらも「〇」「△」「×」で表示される。3日前予約で残っていたところは当日予約もできるというのが感想。人気がないのでしょう。
意外だったのは、人気のパビリオンも一瞬復活していることだった。実は日本館も1度だけ復活していました!しかし、予約可能時間はほとんど「夜間帯」で、また確保しようと思ってタップしても、「ご希望の人数分を確保できません」と出てきてしまい、人気のパビリオンは予約できませんでした。2名で行ったので、1人だったら予約できたのかもしれませんが…次の瞬間には「×」に変わっていました。パビリオンの列に並んでいる時に当日予約をチェックをしていましたが、午前中は人気のパビリオンも一瞬だけ復活するのを見かけたのに対し、午後からのチェックでは人気のないパビリオンが常に残っていました。
私の空き枠予約と当日の動き
私は西ゲートから入場しました。目的は西ゲート側にあるくら寿司の整理券をとるためです。(※詳しくは後述します)列に並んでいる間に当日予約できるパビリオンをチェック。1時間後に西ゲート寄りの「ブルーオーシャン」というパビリオンが予約できる状態だったので、「とりあえず最初に入っておくかー」と、予約をしました。(パビリオンの予約は移動時間も考えてしましょう)
空き枠でもよく残っているパビリオンの一つだっただけに、、、正直、、並んでまで入ることはないレベルでした…※個人の見解です。
パビリオン入場までの空き時間は、近くにあるガンダムやアトムやミャクミャクと記念撮影したり、大屋根リングを見たりと、各パビリオンの外観も素晴らしく、時間を潰す方法はたくさんあります。
その後は3日前予約で確保したタイ館。14時代であった為、コモンズや静けさの森など、近くにある予約なしで楽しめるエリアで時間を過ごしました。タイ館も予約なしの方で長〜い行列ができていたので「予約って列をスキップできて楽だなぁ」と思いました。しかし…残念ながらこのパビリオンの感想は「入らなくてもいい…」※個人の見解です。外観は素敵。中はよほどタイ好きでもない限り、楽しくないでしょう。小さいので一瞬で終わります。長時間並んだ末に入ったのならば、後悔するだろうな。お目当てのトムヤンクンも「今日は販売してない」と言われ、代わりにエビチャーハンとパパイヤサラダを注文することに。美味しかったけど、タイ館を予約した理由がトムヤンクンのみだったので、全然楽しくなかった。結果論ではあるものの、限られた時間を興味のないパビリオンで無駄にするぐらいなら、予約してなくても行きたいと思ったパビリオンに並んだ方が価値があると思ったのです。
その後、予約できないフランス館にならび、そして大本命の日本館に行きましたが、共に大満足でした。4月に開幕したばかりなので、各パビリオンの口コミもまだわからないところですが、やはり残り物(空き枠)には訳がある…という感じでした。
どこのパビリオンでも良い、こだわりがない、という方には空き枠予約で列に並ばずに入れるこの方法は良いと思うのですが、私は次に行く機会があるのなら、興味がないパビリオンは予約しない。むしろ予約があると、その時間にあわせる為に、他のパビリオンの列に並べなくなってしまうのです。予約まで1時間しか余裕がないのであれば、厳しいでしょう。アメリカ館が2時間待ちだったので、列に並ぶタイミングすら作れませんでした。
予約すべきパビリオン・イベント
公式サイトで地図をDLできるけど、それよりもこの地図をDLできるようにしたら?と言いたくなるぐらい、役に立つ地図があるのをご存知でしょうか。それは「予約なしパビリオンマップ」
そもそも抽選予約をしていないパビリオンもあるし、抽選予約で外れても、並べば入れるパビリオンもある。逆に予約者しか入れないパビリオンもあるから、そこに行っても並ぶことすらできないので無駄である。当日並ぶのにはこの「予約なしパビリオンマップ」が便利で、むしろこれしか見ていなかった↓↓
予約すべきパビリオン・イベントは、お目当てがあるのならそれを選ぶべきですが、私は「予約しないと入れないパビリオン」を抽選で申し込むべきだと思っている。上のマップ↑の色が塗られていないパビリオンがそうである。ほとんど日本のパビリオンです。入る権利は予約のみ!迷ったらこのマップを参考にしてください。
万博公式以外からできる予約
くら寿司
もう有名かと思いますが世界の料理が一皿300円で食せる大阪・関西万博店。アプリからしか予約はできずLINEからこの店舗の予約はできないので要注意。
アプリで2週間前から予約ができますが「2週間前には予約が埋まっている」と聞いた。要するに、予約できる時間になった瞬間にとらないといけないというだ。
私は当初「まだ7日前抽選の当選発表がまだだから、くらの予約はそれを見てから」と呑気に過ごしていたので、これが敗因でした。アプリは事前に入れておき、パビリオンよりもくら寿司を優先にとるのが正解です。2ヶ月前予約がある方は、その時間帯は避けてとってください。アプリでくら寿司の予約をとった後に、7日前抽選予約の申し込みをしましょう。 お名前.com
ちなみに当日の整理券ですが、20分並んで私はゲットできましたが、もちろん時間は選べません。順番なのです。「7時間後です」と言われて整理券を貰いました。私が貰う頃には当日整理券の列に並ぶことすらできなくなっていたので(当日配布分終了)、ラッキーでしたが、今から並ぼうと思っていたお客さんに店員さんが詰め寄られていました…。午前中にはなくなります。
理想は17時までにくら寿司で食事を済ませたい。理由は前述の通り、パビリオンの行列が夕方から減りますし、大屋根リングから見る日没がめちゃくちゃ美しいからです。夜はショーも充実しているので、この時間帯をくら寿司で過ごしてしまうのはちょっと勿体無い。
イタリア館のアプリ
Italy EXPO 2025というアプリから、ファストパスの予約ができるという情報を聞き、アプリをDL。私が行く日は、既に予約で埋まっており、使えなかったのでアプリを消しました。次に行く時にはまた試してみようと思います。検討されている方は、早めにアプリを入れておいて、予約オープンと同時に挑戦してみてください。私は実際には使わなかったので詳細は書けませんが、利用された方がブログなどで書かれているようです。
KANSAI MaaS
シャトルバスの予約にはこのアプリが必要。桜島駅からは予約なしでも乗れる。「平日だし予約しなくてもいいや」と思っていたが、やっぱり予約した方が断然に良い!予約なしだと、クネクネと大回りをさせられるので、足が疲れる…。その一方で、予約さえしておけば、バス乗り場へ一直線で行けるので、時間だけでなく体力的にも良いと思った。 ラブライブ!コラボキャンペーン
少しでもパビリオンを多く回るには・・・
朝9時から入場が開始されるわけですが、混雑していても開場前から待つメリットの一つとして、人気のパビリオンにすぐに入れることにある。日中、ほとんどのパビリオンの列がえぐかったのですが、9時入場の方は、一番最初に向かったパビリオンは短い待ち時間で入れることになる。正午に向けてどんどん人は増えていくので、一番行きたいパビリオンに近いゲートで入場予約を入れましょう。これもまた、抽選の申し込みを午前中は入れない方が良い理由の一つでもあります。
また夕方以降は空いてきますが、ショーの時間帯は特に皆が水上イベントの方へ行くので、狙い目です。ショーに興味がない方はパビリオンに回りましょう。水上ショーも予約抽選の一つで、当選者のみが特等席に座って見れますが、大屋根リングや、予約席の後ろからでも見えるので、貴重な予約の一枠をこれで使うのは勿体無いと思いました。
私はドバイのファウンテンショーを見ており↓↓それが基準な為、ちょっとショボイなぁと感じました。※個人の見解です
1度見たので、次はパビリオンに走ります。
また、各パビリオンの移動距離感を掴みたい方は、まず、下記の記事をご覧いただきたいと思います。地図は距離感はつかめても、実際は通行止めだらけで通れないので、目の前のパビリオンに10分以上迂回してアクセスするなど、よくありました。来場する前にも一度は目に通して欲しい情報です。事前に知っておいて損はありません↓

閉園時間の注意点や、他のおすすめ情報、注意点など、実際に行って初めて知ったことを書いています。初めて行く方のお役に立てば幸いです↓

![]() |
価格:3400円~ |
![]() |
価格:6000円~ |
![]() |
価格:100000円 |
コメント