角田裕毅がレッドブルに昇格する最大のチャンスは2024年の年末であっただろうが、そこでも昇格はかなわず、リアム・ローソンが選ばれた。しかしわずか2戦でローソンと角田は入れ替わることになった。
角田が2025年F1グランプリの第3戦、日本グランプリでレッドブルデビューを果たすにあたり、レッドブル首脳陣が次々とコメントを出した。その中には過去の発言と全く違っていたり、表面的なものもあり、彼らからのかつての行動と発言を振り返ると、熱狂的なF1ファンならいささか信頼できないことも多い。そのような中、ヘルムート・マルコが信じがたい発言をした。それは「今まで角田のレッドブル昇格に時間がかかっていたのは、内部で強い影響力を持つエイドリアン・ニューウェイが懸念を示していたから」とし「彼がアストンマーティンに移籍したことで、昇格させやすくなった」と話している。

責任を、チームからいなくなったニューウェイに転嫁されたことで、彼の妻アマンダが即反論をした。

そもそも今回の騒動の最大の疑問点は、なぜローソンがレッドブルに昇格したのかということに起因する。マルコはその説明として「長い間、角田は安定したパフォーマンスができず、あちこちで愚かなミスをするというイメージがありました。例えば、昨年メキシコでも。ここで私たちは(2025年レッドブルドライバーのラインナップに関する)意思決定の段階が始まったのです。ローソンの場合、あの頃はまったく逆で、彼はどんなにプレッシャーがあっても、すぐに成果を出しました」と話している。

ニューウェイの妻であるアマンダ・ニューウェイは、夫がレッドブル・レーシングの2025年の昇格決定に何らかの関与があったという疑惑について異議を唱えた。お名前.com
「夫はレッドブルを離れてガーデン休暇中だった」
ニューウェイは2024年シーズンの初期のレースにはいくつか参加したが、レッドブルとの契約には9月6日という日付があり、その日をもってガーデン休暇に入っている。メキシコ・シティGPが10月末に開催されたことから、アマンダの言う通り、彼女の夫はすでにレッドブル・レーシングでの仕事から身を引いており、したがってメキシコの余波で行われたとされる2025年のレッドブルドライバーの契約決定には何の影響力も及ぼさなかったことになる。

マルコは「かつて角田はピエール・ガスリーとぶつかって車に損傷を与え、当時エイドリアンは激怒していた。それ以来彼にとって角田は厄介ものだった。しかし、エイドリアンがチームを去ったので、昇格させやすくなった」と話しており、マルコの話に真実があるとすれば、かつてはニューウェイが嫌がっていた。いうことぐらいだろう。2025年についての昇格に関しては、ニューウェイは関与しておらず、批判逃れの為の責任転嫁だと思われる。
更新
スカイスポーツF1は鈴鹿でこの状況に触れ、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは「エイドリアンは今年はドライバーには関わっていなかった。」と明らかにした。
「私が見たコメントから判断すると、ヘルムートは2022年にシルバーストーンで起きた事件について言及していたと思う。エイドリアンは今年のドライバー選択に何の関与もしていない」とのことで、マルコが古いタイムラインを持ち出していた。 ラブライブ!コラボキャンペーン

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