【2026年ドライバーズマーケット情報】全ドライバーの契約期間リスト&2025年で契約が切れるドライバーの将来にまつわる噂→まとめてみた

2024年をもって契約が切れるドライバーが14人と多かった上、若手ドライバーも多くシートを獲得した2025年シーズン。複数年契約を結んでシーズンへと突入したドライバーが圧倒的に多いこともあってか、2025年で契約が切れるドライバーはわずか6名。シートが少なく激戦となるドライバーズマーケットだが、早くも予想されている情報をピックアップしてみた。

2025年のシートを獲得するまでの経緯はこちら↓

【2025年ドライバーズマーケット情報】全ドライバーの契約期間リスト&2024年で契約が切れるドライバーの将来にまつわる噂→まとめてみた
14名のドライバーは2024年をもって契約が切れる。彼らのその後がどうなるのか、ドライバーズマーケットが気になるところだが、早くも予想されている情報をピックアップしてみた。2023年F1最終戦と2024年F1開幕戦の間にドライバーの移動はゼ...

2026年のF1グリッドに残るために契約を結ぶ必要があるドライバーたちを紹介しよう。 お名前.com

角田裕毅(レーシングブルズ)

アルファタウリ、VCARBと1年契約を続けてきた角田裕毅は、レッドブルの姉妹チームで5年目のシーズンを迎える。クリスチャン・ホーナーも、レッドブルのアカデミー・システムを通じて若手ドライバーを輩出し続ける必要性から、今季がチームでの最後のシーズンになる可能性が高いと認めた。

クリスチャン・ホーナー、2025年シーズンを最後に角田裕毅を解雇することを示唆「5年間もサポートチームに置ておくことはできない」
2025年シーズンを最後にホンダエンジンからフォードエンジンに切り替えるレッドブルグループ。ホンダのトップドライバーである角田裕毅が、このタイミングでチームから去るのは想定されていたが、2024年の年末に起きた人事騒動の際に、クリスチャン・...

つまり、2025年は角田にとってレッドブルでの 「勝負の年」となる可能性が高く、トップチームへの昇格か、あるいは他のチームでシートを見つける必要がある。残念ながら他のチームで2025年限りで契約が切れるのはメルセデスとアルピーヌしかなく、移籍は不可能に近い。唯一生き残る道はローソンに何かしらの事情があった際に、ハジャルではなく角田が入れ替わる状況になるか、レッドブルジュニアにふさわしい人材が育たずF1に昇格できなかった場合のみになりそうだ。

レッドブル、角田裕毅に「500万ドル(約7億8300万円)」の高値評価。他チームが獲得する場合は高額な移籍金を設定していた
VCARBと1年契約を延長し、2025年末までレッドブルの姉妹チームで走ることが確定した角田裕毅だが、レッドブルは9月までにそのオプションを行使できる権利を持っており、当初予定していたスケジュールより早々と人事を確定したことになる。カナダG...

アイザック・ハジャル(レーシングブルズ)

5シーズン目を迎える角田裕毅のチームメイトになるハジャル。2024年のF2準優勝者は初のF1に臨む。ハジャーはレーシング・ブルズに昇格する前の2シーズンをF2で過ごし、リアム・ローソンがレッドブルに昇格した後に、レーシングブルズのドライバーに指名された。かねてよりローソンの次はハジャルと位置づけられていたので、順当な昇格である。

レッドブルドライバーの緊急事態にはリアム・ローソンを起用。アルファタウリの代役はアイザック・ハジャルが角田裕毅のチームメイトを務めると報道
ダニエル・リカルドの代役としてアルファタウリに参戦しているリアム・ローソンは、その代役期間中にレッドブルドライバーに何かあり、シートに穴が空いた場合、アルファタウリよりレッドブルに優先して参戦するようだ。残念ながらそれに任命されたのは角田裕...

リアム・ローソン(レッドブル)

レッドブルは、セルジオ・ペレスの離脱発表を受けて、リアム・ローソンがマックス・フェルスタッペンのパートナーとして2025年シーズンに起用することを発表した。
チームは公式アナウンスで「2025年シーズンでの起用」と明言し、それ以上の詳細については言及しなかった。しかし、レッドブルの契約の性質上、ドライバーは必要に応じてレーシングブルズのドライバーと交代することができ、過去にはダニール・クビアト、ピエール・ガスリー、アレックス・アルボンなどがそうだった為、結果を出さない限り安泰ではない。

これまでわずか11戦しかグランプリに参戦していないニュージーランド人ドライバーは、トップを走るマシンをドライブするチャンスを最大限に活かそうとしているが、4度のワールドチャンピオンに輝いたドライバー、マックス・フェルスタッペンと対峙するのは簡単なことではない。しかしチーム首脳陣はフェルスタッペンに勝つチームメイトを求めてはおらず、後ろに追随するドライバーを求めていることから、下手なバトルをしかけず、チームメイトとして上手くやっていけることも求められるだろう。

クリスチャン・ホーナー「わずか11戦で見せたリアム・ローソンの可能性を評価」するも「必要な時には角田裕毅にもレッドブルでレースをするチャンスを与える」
レッドブルは2025年のF1シーズンに向けてドライバーラインナップを変更し、セルジオ・ペレスに代わってリアム・ローソンが招集される。クリスチャン・ホーナーは、角田裕毅ではなくリアム・ローソンをレッドブルに昇格させるという決断について説明した...

アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

2025年のF1で初めてグリッドにつくアンドレア・キミ・アントネッリ。メルセデスで高い評価を受ける10代のイタリア人だ。彼は、7度のワールドチャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンがフェラーリに移籍した後、その後継者として選ばれた。
2024年、彼のホームとなるモンツァでフリー走行に参加し、そのグランプリ期間中にF1デビューが発表された。ジュニアカテゴリーを駆け抜けてきたアントネッリのルーキーとしての資質は折り紙付きだが、ジョージ・ラッセルのチームメイトとして契約したF1では、大きな試練が訪れることになる。

チームはアントネッリが2025年にグリッドに着くことは認めたが、正確な契約期間は明らかにしなかった為、ルーキーシーズンで好調なスタートを切ることが求められる。

メルセデスF1代表トト・ヴォルフ、注目の新人キミ・アントネッリのF1デビューを認める
メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、アンドレア・キミ・アントネッリが来週末のイタリアGPのモンツァでのFP1に出場すると語った。アントネッリはイタリア人である。トト・ヴォルフは日曜日にザントフォールトで18歳の誕生日を迎えたF2ドライバ...

ジョージ・ラッセル(メルセデス)


チームはアンドレア・キミ・アントネッリをジョージ・ラッセルのパートナーに選んだため、ラッセルはチームリーダーを務めることになる。ルイス・ハミルトンにも勝ち越し、2024年シーズン終了時点でレースで3勝、15回の表彰台、5回のポールポジション、8回のファステストラップを獲得している。2025年は複数年契約の最終年であるが、新しいチームメイト相手にも好調を見せられるかどうかがポイントとなる。 ラブライブ!コラボキャンペーン

ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)

アブダビGPでデビューを飾ったジャック・ドゥーハンは、ピエール・ガスリーとコンビを組み、2025年のF1にフル参戦する。

ハースに移籍するエステバン・オコンの後任としてF1昇格はすでに決定しており、アルピーヌのジュニアドライバーからシニアドライバーとなった。チームとの契約は1年で、まだ若いオーストラリア人ドライバーは経験豊富なガスリーと対戦することになる。リザーブドライバーにはフランコ・コラピントが待機しており、成績が悪かった場合はすぐに入れ替わる可能性が高く、2025年シーズン開幕前にも関わらず、シートを奪われる噂が既に流れていることから、早々に結果を出さなければならない。 楽天市場

次のページでは「まとめ」と各チーム・ドライバーの「契約状況」

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