ジョージ・ラッセル、ウィリアムズで3年契約があり、メルセデスに昇格するのは最短で2022年だった

ジョージ・ラッセルは、メルセデスのドライバーになるための修行期間としてウイリアムズで過ごした年数は、自身が必要だと感じていた時間よりも、1年以上多かったと言っている。

23歳のラッセルがコンストラクターズチャンピオンを8回連続で獲得したメルセデスへのシート獲得への道は、英国F4選手権のタイトル保持者として君臨していた時にチャンスを求めて、2014年12月にメルセデス代表である、トト・ウォルフにメールを送った時に始まった。

その後、GP3とF2を経て、両方のシリーズで優勝し、2019年にウィリアムズに「出向で」参加。メルセデスではルイス・ハミルトンがCOVID-19で欠場した2020年のサヒクールGPで、「ゲスト」として出走した時のみだった。

現在ラッセルは、バルテリ・ボッタスに代わりメルセデスに昇進することが9月初旬に発表され、それ以降、ハミルトンと並んで本格的なメルセデスドライバーとして迎える2022年を楽しみにしている。しかし、ウイリアムズでの3年間は、1年多かったと感じており、もし2年でステップアップしたとしても、F1を支配してきたメルセデスチームにおいて、自身が足を引っ張ったり、悪くなったりすることはなかっただろうと信じている。

「いつも学んでいる。自分の持っているナチュラルスピードは何なのか、それはこれ以上良くなることはないだろう。どうすればエンジニアからより多くのことを引き出すことができるか、どうすればクルマをより良くセットアップできるか、どうすればブラジルの寒い日にタイヤを管理できるか。ウィリアムズでの1年目以降、僕はそういったことが既にできていると感じていたと思う。そして僕はその当時よりも優れたドライバーになった。2年は完璧だっただろうし。2021年に昇格できる準備は出来上がっていたんだ」とMotersport-Magazinz.comインタビューの中で言った。

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