セルジオ・ペレス、ヘルムート・マルコ共にリアム・ローソンのレース姿勢を批判。ローソンは「中指を立てたのは謝るけどチェコはスペースを空けなかった」と不満

リアム・ローソンとセルジオ・ペレスには、18周目に衝突し、ペレスのマシンはダメージを受け、またローソンはレース中にペレスに中指を立てたことで物議を醸した。

ローソンは「F1にふさわしい姿勢を持っていない」とチェコは言う

「彼がF1に来た経緯を考えると、彼はそれにふさわしい姿勢を持っていないと思う。彼はもう少し謙虚になる必要がある」
「先週末、2度の世界チャンピオンが色々言っていたのに、彼はそれを完全に無視した。F1に来ると、当然とてもハングリー精神が旺盛になるが、コース外でもコース上でも敬意を払わなければならない」
「彼は正しい態度を見せていないと思う。彼は素晴らしいドライバーだと思うし、一歩下がってそこから学んでくれることを願っている」
「最初の2戦目のグランプリで彼は多くのインシデントに遭った。それが今週末のように、彼に大きな犠牲を強いることになると思う。彼は『ちょっとやりすぎたかもしれないから、一歩下がってやり直そう』と言えるだけの正しい姿勢を持たなければならないと思う。なぜなら、失敗から学ばなければ、F1は過酷な世界であり、続けられないかもしれないからだ」

18周目、ターン5で激しい接触が発生し、ペレスはフロアとサイドポッドに大きな損傷を負った。

ペレスは自分のシートに接触したドライバーを「バカ」と呼んだ。

ヘルムート・マルコも「ローソンがチェコと激しく競争しすぎた」と語る

「私たちは姉妹チームであり、ローソンはあそこまで激しく運転するべきではない」
また、ペレスの車がローソンとに接触でダメージを受けたことで、「約60ポイントのダウンフォースを失ったことを考慮して、ペレスのグランプリでのパフォーマンスを批判するつもりはない」と述べた。ローソンはアメリカGPからの結果次第ではレッドブルの2025年のシートの最有力候補ではあるが、メキシコはマシンのダメージを加味して判断の対象外となってしまった上、自身の評価を下げることになった。

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16位でレースを終えたローソンはレース後に衝突について語り、接触を避けるのに十分なスペースを空けなかったとしてペレスを批判した。

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「ターン4で彼にスペースを与えた」とローソンは語った。
「彼はかなり後方から来てとてつもないレイトブレーキングをしてきので、突進してくるだろうと分かっていた。僕は彼にスペースを与えた。彼は僕をコースアウトさせた。そしてターン5では、僕はできるだけ曲がろうとしたが、彼はまたもや内側に曲がり、僕にスペースを与えなかった」
「もちろん、事故を起こすつもりはなかったが、ターン4でスペースを空けようとした。ターン5で彼がスペースを空けてくれると思っていたが、明らかにそうではなかった。」

この衝突はローソンとペレスの両者を激怒させ、彼らのレースを台無しにした。ローソンがレース後半でペレスを追い抜いた際に感情的になっていたことが見て取れた。

ローソンはペレスに中指を立てたが、これは不適切なジェスチャーであり、その後ローソンは謝罪した。「その瞬間、僕は明らかに動揺していた。彼は明らかに僕のレースを台無しにしようとして、半周の間僕をブロックしたんだ」とローソンは説明した。お名前.com

「でも正直に言うと、そんなことをするべきではなかったし、私たちがすべきことではないから謝罪します。その時の出来事だったけど、言い訳にはなりません」ラブライブ!コラボキャンペーン

クリスチャン・ホーナーは、これはローソンにとっての教訓だと語った。

「リアムはこの事件についてチェコに謝罪した。もちろん、この事件から教訓が得られるだろう。しかし、チェコのレースにとって、ダメージを受けて貴重なポイントを失ったことは間違いなくフラストレーションがたまる」

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(参考EPSON、MoterSPORTS.com、ViaPlay)

 

 

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