ローソンは、ダニエル・リカルドからのアドバイスや和らいだ空気が、シンガポールGPの週末を乗り切る上でいかに精神的に助けになったかを明かした。
マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットでのレース後、22歳のニュージーランド人ドライバーは35歳のオーストラリア人ドライバーのRBシートを引き継ぐことを知っていたため、ローソンとリカルドにとってこの数日間は対照的な感情だった。
ローソンはその後、アゼルバイジャンとシンガポールのダブルヘッダーの前に昇格することを知っていたことを認めた。しかし、リカルドにはこの2レースの間にローソンの昇格を告げられただけだった。当然ながら、ローソンにとってシンガポールでの週末は居心地の悪いものとなったが、若手ドライバーは年長者のリカルドがいかに彼を平静に保っていたかを説明している。
「正直なところ、良くはなかった」New Zealand Herald紙の取材に、この状況についてどう感じているかと聞かれ、こう答えた。「シンガポールは、何が起こるかみんな分かっていたから、僕にとって楽しい週末ではなかった」
「同時に、ダニエルはいつもいろいろな意味で僕によくしてくれた。去年僕がドライブしたときも、そして今シーズンも、彼はいつも僕にとって……競争していると感じたことは一度もない。彼はそんな風に感じさせなかった」
「だから、いい気分ではなかった」
「でも、僕にとってはF1でのチャンスは一度きりだし、そのチャンスが巡ってきたんだ。チャンスにはもちろん感謝している、今は両手でそれをつかみ取ることが必要なんだ」
「同時に、彼(リカルド)も同じことを言っていた。彼はそれを最大限に活用する必要があると言っていたよ」 ラブライブ!コラボキャンペーン
リアム・ローソンは2023年オランダGPでリカルドが骨折した際、代打で出場した時も「リカルドは本当によくしてくれていて、驚くほどのサポートを受けている。本当にいい人だから、そんな彼のシートに就くのは少し辛い。でも僕にとってチャンスだとも言ってくれたし、僕も両手でつかみに行く」とコメントを残している。
また、かつてオスカー・ピアストリがマクラーレンのリカルドのシートに就くことが決定された際も、同じコメントを残している。
リアム・ローソンは2024年の残りのシーズンをVCARBで過ごすが、2025年以降に関してのドライバーズラインナップは発表されておらず、これが彼にとってのレッドブル昇格へのオーディションになる。
リカルドが使っていたPUは部品交換されるので、ローソンはアメリカGPのレースで10グリッドペナルティを受ける見込みである。 お名前.com
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